テーマ:不動産屋さんへ行く前に(510)
カテゴリ:”知って得する都心賃貸事情”
1.みんな最終的には元麻布を目指している この高額の不動産エリアに住んでいらっしゃる方は、 もともとここで育ったという方はむしろ少ないです。 海外からの転勤・帰国の方がお勤めの会社(外資系企業)、 お子さんの学校(インターナショナルスクール)に近いところに住む。 外国人の方が、外国人コミュニティーのある町に住む。 地方の企業経営者の方が、業務拡大で東京での取引が頻繁になり、 都心にセカンドハウスを持つ。 教育熱心な親御さんが、お子さんが有名私立に入学したのを機に、近くに越してらっしゃる。(都内での移動、地方からの転入) 都内で起業した方が、事業が順調で、自分の住まいも都心に構える。 などが多いと思います。 はじめは土地感も勝手もわからなかったとしても、 だんだん住んでいくうちに、 「港区が良い」 「広尾が良い」 「麻布が良い」 そして、元麻布付近を目指してくるように思います。 しかし、このエリアはそんなに広くないので、 需要供給バランスからすると、 供給が足らず、 賃料はとても高いです。 有栖川公園が近く緑あふれ、 どことなくカルデャライズされた雰囲気、 丘の上のエリア独特のゆとりを感じる空気。 六本木ヒルズから徒歩で通える、 インターナショナルスクールや有名私立が多く、 絶えることのない実需を支えています。 ですから、この辺で借りるとなれば、 同じ面積でも、割高であるということを十分に覚悟しておく必要があります。 高い賃料を支払っても、気に入ったお部屋が見つかれば良いのですが、、、、、。 このエリアは丘の上の住宅地なので、低層型のマンションが多いです。 一つ一つの間取が大きいので、大きな外観でも、総戸数は少ないです。 オーナー様も大手企業様というより、個人オーナー様が多く、 コンシェルジュサービスがあるものは少ないです。 元々外国人のファミリーが多かったのか、絨毯仕様のお部屋が主流です。 3LDKで80万円~100万円の設定が多いでしょうか? しかし、ドアを開けると、「広いけれど、古い」と感じるお部屋が多いです。 この辺のお住まいを希望される日本人ファミリーの方は、 新しくて、フローリングでコンシェルジュなどのサービスなどをリクエストされますが、 そういった条件が揃うマンションは4つくらいしかありません。 これらは、3LDKで150万円くらいの設定になっています。 非常に数が少ないので、 空き予定がでると、すぐに申し込みが入るというのが普通です。 情報が入ったら“決断はソク!”が、鉄則です。 単身用の1LDKは20万円前後にすると、個人オーナーの古めのマンションになります。 ファミリー用の大型マンションが主流のエリアですから、 物件数は少ないです。 大手不動産会社オーナーの物件は、賃料25万円~30万円の設定で、 広さはちょっと狭めです。 場所のステータスが賃料のかなりの部分を占めます。 ただ、その場所が提供する雰囲気、 利便性など、 目に見えない価値が感性を刺激し、 その賃料を支払うのにふさわしいと感じる人にはぴったりのエリアです。 狭いけれど捨てがたいのが、愛育病院の前にできたパークハビオ元麻布です。 ここの上層階から見える景色は、有栖川公園を見下ろし、他にはない雰囲気があります。 他にはベルファース西麻布・ベルファース麻布仙台坂もありますが、 同じデザイナーズの丘の上のマンションですが、 見える景色が違うので、私的には広さと賃料のバランス+アルファーが違う気がします。 この価値判断は、お客様の感性にお任せするところです。 麻布十番・六本木・広尾の高級賃貸マンションならALIVE 港区で出会った"社長の品格" 港区・渋谷区の不動産に関するお問合せはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.15 21:10:12
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