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2013/03/03(日)10:10

障害越えて希望の書…岡山市・西崎さんが作品集..

  障害越えて希望の書...岡山市・西崎さんが作品集 重度の知的障害を伴った自閉症で会話も難しい状態ながら、書道を続けてきた岡山市東区大多羅町、西崎亮さん(24)が初めての作品集「CALLIGRAPHY BOOK(カリグラフィー ブック)」(48ページ)を自費出版した。   作品ごとに自作の詩を書き添えた母親の真弓さん(51)は「亮は書を通して人と通じ合い、『励みになる』と言ってもらえる人が増えてきた。多くの人に見てもらいたい」と話す。  亮さんは2歳半の時、自閉症と診断された。先天性の脳機能障害とされ、他人とのコミュニケーションが苦手とされる。地域の学校には特別支援学級がなく、隣の小学校に電車で通ったが、時に道に迷った。 睡眠障害、知的障害も明らかになった。  真弓さんは落ち込みながらも、「健常児と同じように育ってほしい」と願った。亮さんは幼い頃から、数字と文字へのこだわりが強く、車のナンバーや看板の文字を書くことが大好き。 9歳から書道に取り組むようになると、筆を握る時間は落ち着きや集中力を見せた。  県立東備支援学校の中学部、高等部でも書道や絵画に親しみ、2011年3月、初の個展を開催。 「元気が出る」「癒やされる」など来場者の共感を呼び、2人は作品集の出版を決めた。  作品集では、書24作を掲載。漢字1字を記した作品が多く、飾らずに伸びやかな筆致が特徴。  夢を持つと強くなれる 夢に向かっている人は輝いている(「夢」のページ) 誰でも自分一人では生きていけない まるごと受け止めてくれる愛があればそれだけで生きていける(「愛」のページ)  亮さんの作品の隣に、真弓さんが文字から感じ取った思いをしたためている。 本の購入者からはさっそく、「ページをめくるたびに涙が止まりませんでした。勇気を出して、前に進みたいと思います」といった感想が手紙で寄せられているという。  亮さんは現在、平日は自立支援施設で軽作業をし、休日に真弓さんの手助けを受けながら書に取り組む。 真弓さんが「よく書けたね」と褒めると、亮さんは笑顔を見せてハイタッチする。真弓さんは「障害を個性として受け入れるのには時間がかかった。でも、今はこの子と一緒にいられるから、幸せを感じられる」と前を向いている。  出版を記念して3月3日午前11時~午後6時、岡山市北区内山下のルネスホールで展示会を開く。書27点と絵5点を出品する予定で、入場無料。作品集は1500円。問い合わせは電子メール(nisizaki-sr@go9.enjoy.ne.jp)。(読売新聞)      心の叫びや思いを形にする、障害の有無に関わらず、こういうチャンスを与えられ、生かせることは、それこそ生きていることの証ですね。 実際に手に取って、見てみたいです。 裕大は、昨日は午後から母校で練習。 今日は、休息日です。 風もだいぶ収まり、穏やかな日曜日、行楽日和ですね。      

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