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2021.07.18
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テーマ:自閉症(421)
カテゴリ:自閉症関連
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伊藤亜紗・評

 『嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書 自閉症者と小説を読む』
=ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズ著…





◆ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズ著、岩坂彰・訳

 (みすず書房・4180円)



​​揺らめく世界でのシンクロ​​

 詩人としても活動する文学教授の著者が、

五人の自閉症者たちと六つの小説を読む。


『白鯨』から『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』まで、

作品のチョイスはその人の特性や関心に合わせてカスタマイズ。



対話の仕方も、

対面での会話が難しい相手とはスカイプのチャット機能を使い、

本の匂いが好きな相手なら作品に関連する記念館に同行。


教授の目論見(もくろみ)は当たることもあれば外れることもあり、

五者五様の読書の旅が描かれる。


 ちょっと待って、自閉症者に小説?


 確かに自閉症に対するステレオタイプな見方の一つに、

「他者の心が分からない」

がある。


科学論文ならいざしらず、

登場人物の心の葛藤や

逡巡(しゅんじゅん)を描き出す小説のようなジャンルを、

自閉症者は楽しむことができるのか?


​この記事は有料記事です。​

[毎日新聞]






嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書 自閉症者と小説を読む [ ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズ ]






なんとも珍しい取り組みの作品ですね。





473万アクセス達成しております。

いつもご訪問にコメント感謝です。☄






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Last updated  2021.08.02 20:15:08
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