2021/11/30(火)16:30
知的障害者施設「芹が谷やまゆり園」で新園舎が完成 塀なし、防犯カメラなどで安全対策 。
知的障害者施設「芹が谷やまゆり園」で新園舎が完成
塀なし、防犯カメラなどで安全対策
2016年に入所者ら45人が殺傷された
知的障害者施設「津久井やまゆり園」
(相模原市緑区)
の入所者の一部が移った「芹が谷やまゆり園」
(横浜市港南区)
で新園舎が完成し、16日に開所式があった。
新園舎に隣接する仮移転先で生活する54人は12月1日に移る予定。
◆津久井やまゆり園入所者の一部も含め来月から入居 開所式には、神奈川県の委託を受けて運営する
社会福祉法人「かながわ共同会」の山下康理事長ら約40人が出席。
黒岩祐治知事は
「ここはついのすみかではない。地域で仲間とお住まいになるのを準備する場」
とあいさつし、地域移行支援への決意を述べた。
定員は66人で居住棟はすべて個室。
建物の周りに塀は設けず、開かれた施設を目指す。
赤外線センサーや電気錠、防犯カメラなどで安全対策を講じた。
◆事件から5年 現場には新施設を再建
事件現場となった津久井やまゆり園には新たな施設が再建され、
仮移転先などから8月以降に引っ越した46人が暮らしている。
事件は16年7月26日に発生。
元職員の植松聖死刑囚(31)が入所者らを刃物で襲った。
逮捕後も「重度障害者は不幸を生む」などと主張。
横浜地裁で行われた裁判員裁判で昨年3月、
死刑判決が言い渡され確定した。
【東京新聞】
開所した芹が谷やまゆり園=16日、横浜市港南区で
塀がないのに安全対策が講じられているのは、
正に、最新型の施設ですね。☄
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