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カテゴリ:自閉症関連
発達障害の当事者と支援者が座談会 動画で配信 発達障害への理解を深めてもらおうと、 浜松市の当事者と支援者が座談会を企画し、動画で配信している。 昨年五月に改正された障害者差別解消法で 二〇二四年までに民間事業者にも義務付けられる 「合理的配慮」をテーマに議論。 当事者の思いを伝える内容は示唆に富んでいる。 合理的配慮は、車いす利用者のために段差にスロープを置いたり、 聴覚障害者と筆談するなどして障害者の障壁をなくすこと。 発達障害がある男性が 「障害者も最初から合理的配慮を求めるのではなく、 提供する側と受ける側が互いに歩み寄ることが必要」 と指摘すると、別の参加者は 「自分でやれることはまずやってみる。 うまくいかないときにどうするかを協議するのがいい」 と同調した。 座談会は 当事者団体の「アドバンスド」と 市発達障害支援センター「ルピロ」が企画。 新型コロナウイルスの感染拡大で 開けなくなった交流会の代わりに、 二〇年度から動画を配信しており、 第二弾の今回は三十〜四十代の男女四人が参加した。 アドバンスド代表で、 自らも十八歳の時に発達障害と診断された鈴木学さん(40)は 「自分たちの障害を理解してもらうためにどうしたらいいか。 配慮されて当然という意識を変えていかないといけない」 と強調。 動画には当事者を啓発する狙いもある。
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