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テーマ:介護・看護・喪失(5169)
カテゴリ:介護
障害者の入所施設 待機者1万8000人余 背景に「老障介護」か 知的障害者などの入所施設をめぐり、 障害者の生活拠点をめぐり、 国はそれぞれが望む地域で暮らせるよう、 数人で共同生活を送るグループホームの整備などを 促す一方、 入所施設については 入所者の数を段階的に減らす方針を示しています。 しかし、NHKが全国の都道府県に取材したところ、 施設への入所を希望し、 待機している障害者が去年の時点で 少なくとも27の都府県で 延べ1万8640人に上っていることが分かりました。 このうち、 東京や埼玉、広島、宮城など13の都県では 待機者が年々増える傾向にあり、 知的障害者については この10年間で2倍に増えた県もありました。 待機者が増えている都県に主な理由を尋ねたところ、 「障害のある子どもを在宅で介護する親の高齢化」 と回答したのが6都県と最も多く、次いで 「障害者の人口の増加」 が1県でした。 そのほかは「調査していないので分からない」としています。 高齢の親が障害のある子どもを介護するケースは 「老障介護」と呼ばれていて、 障害者の親などで作る団体や専門家によりますと、 医療の進歩で 障害者の平均寿命が延びたことなどにともなって 広がっているとみられ、今後、 みずから介護ができなくなった時に備えて 子どもの入所を希望する親も少なくないということです。 一方、20の道府県は待機者の人数を把握していないほか、 国も調査を行っておらず、実態はさらに多いとみられます。 こうした現状について、 障害者の政策に詳しい早稲田大学の岡部耕典教授は 「将来に不安を抱える親が子どもを入所させたい というケースが増えていると考えられるが、 グループホームを含む地域の受け皿が少ないため、 施設を選択している人も多いのではないか。 国はまず待機者の現状をしっかりと把握したうえで、 それぞれが望む暮らしができるよう必要な対策をとるべきだ」 と指摘しています。 ・ ・ 【NHK NEWS WEB】 高齢化社会に向けて、 老障介護は、 老々介護以上に大変な節目を迎えていますね。☄ にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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