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テーマ:介護・看護・喪失(5305)
カテゴリ:介護
障がい者の「親なきあと問題」北海道でも相談急増 多死社会が到来 札幌では5倍の事業者も<デジタル発> 親が亡くなった後、 障害のある子どもの暮らしはどうなるのか―。 死亡者数が急増する多死社会の到来を前に、 そんな「親なきあと問題」に 不安を抱く保護者が増えています。 自宅で暮らす知的障害者は全国で100万人超。 子どもが安心して暮らすための資金や 生活の場の確保は差し迫った課題で、 札幌市内の専門事業者に寄せられる相談も急増しています。 「自分が亡くなる前に 娘が自立して暮らしていける道筋をつけたい」。 知的障害のある娘(49)と 苫小牧市内で2人暮らしの高齢女性(90)は 将来への不安を強める。 女性は3年前に自宅で腰椎を圧迫骨折し、 立ち上がることが難しくなった。 娘に簡単な料理や掃除などは任せられるが、 買い物の計算や他人との意思疎通が苦手。 お金の管理をはじめ、 冬場に水道管の凍結を防ぐための水抜きなどもできない。 「娘はこの家で一人では暮らしていけない。 市営住宅への入居手続きなど、 やらなければならないことはたくさんある」。 そんな思いから女性が頼ったのが、 知的障害や精神障害のある子どもに残された財産を 信託管理する一般社団法人ソエルテ北海道(旭川市)だった。 ■残された預金や不動産 誰が管理? |