アメリカでは、自閉症罹患率が上昇している。
疾病対策センター(CDC)によれば、
2000年には8歳児の150人に1人が
自閉症スペクトラム障害と診断されていたが、
22年は31人に1人の割合だった。 保健福祉省のケネディ長官は、
専門家や患者支援団体の反論にもかかわらず、
「自閉症の流行」は環境要因のせいだと主張している。 新たなシステムは、保健福祉省の大規模な自閉症研究のため、
個人の医療記録を収集する。
薬局や民間医療保険請求、スマートウオッチの情報が対象で、
データは保健福祉省の研究にひもづけられると、
NIHのバタチャルヤ所長は発言。 怒りの声が上がっているが、
ケネディは来年までに
自閉症の広がりの原因を明らかにするとしている。