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テーマ:障害者と共に生きる(210)
カテゴリ:作業所
障害のあるなしで「分けない」保育園 敷地内では福祉作業所も運営、利用者と交流も 園長が見据える未来は 障害の有無に関わらず 全ての子どもが同じ環境で育ち合う 「インクルーシブ保育」 を国は進めている。 一方で、東京都東久留米市の 「下里しおん保育園」 は半世紀以上前から、 障害がある子を 同じように受け入れるだけでなく、 障害がある大人が通う 福祉作業所も同じ建物内で運営してきた。 「分けない保育」を始めて53年。 見えてきたものとは。 (浅野有紀、木原育子) ◆「障害者」というまなざしがない場所 「栄司にいちゃんが、 おやつのポンせんべいを作ってくれているよ」 「お米のポンせんべい、大好き!」。 4月中旬、下里しおん保育園で子どもたちが、 障害がある大人が作るおやつの感想に会話を弾ませていた。 そこに「障害者」というまなざしはない。 園庭で遊ぶ子どもたちの声が響く中で、 2階では、 障害福祉サービスの就労継続支援B型 「しおん学園」に通う利用者が、 穏やかな表情を見せていた。 しおん学園では現在、 園児たちへのプレゼント用の木製パズル作りに大忙し。 やすりをかける人、 焼きペンで細やかな線を描く人など、 それぞれのスキルに合わせて 小分けされた作業を協力して進めていた。 ◆育んできたのは「共に育ち合う視点」 「作業所って社会から隔離されて、 どこか暗いイメージがあったけれど、 ここは子どもたちに囲まれて落ち着く。 子どもが育っていくお手伝いもできる」。 2年前から通い始めた 高次脳機能障害の森田瞳さん(43)はそう話す。 保育園のおやつのポンせんべい作りを 毎日担当する自閉症の栄司さん(56)も 「子どものおやつ、栄司の仕事!」 と顔を真っ赤にほころばせた。 施設長の遠藤勲さん(49)は 「法人の創設者は、子どもでも大人でも 『分けない保育』を打ち立てて、 共に育ち合う視点を育んできた」 と話す。 26年前に保育園に入職した遠藤さんは 「最初は、障... (この記事は会員限定です。 エントリー会員(無料) に登録すると、 続きを読めます。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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