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放浪カモメの釣り日記               ~幸せは途切れながらも、続くのです~

放浪カモメの釣り日記               ~幸せは途切れながらも、続くのです~

惑星のかけら



曲名の横の★の数は、管理人のお気に入り度をあらわしてます。
ぜひ参考にしてみてくださいな。




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1992年9月26日リリースされた、ダークロック間が漂う骨太(?)アルバム。
中毒性高し!!管理人のかなりお気に。






1.惑星のかけら ★★
 
 このアルバムを象徴するような1曲。へヴィメタのようにも聴こえる。
 個人的にはライブバージョンの方が好き。
 歌詞もかなーりア・ヤ・シ・イです。



2.ハニーハ二ー ★★★★★
 
 管理人大好きソングその一。
 こういうノリの曲調、怪しげな歌詞、何も言う事はありません。
 文句なしの★五つ!!大好き!!
 「もうこれで無敵だ 最後の恋」
 イェ~イイェ~ァ


3.僕の天使マリ ★★★
 
 女の子の名前シリーズ。他にも数曲あります。
 「僕」は、マリのこと大好きですね。
 「もうどこへも行かないで」って事は、一度どっか行ってしまったのか?
 もう少しで「心のブドウ酒」が「毒」になるところでしたね。
 「吸い出して」っていう表現がなんとも・・・



4.オーバードライブ ★★★

 カッコいいサウンドです。
 なんだかダークな雰囲気の歌詞がメロディとマッチしています。



5.アパート ★★

 前の4曲とは一変して、きれいなメロディの切ない曲。
 だけど・・・どこか暗ーいドロドロなイメージが。
 「違う未来を見てた二人」切ないですね。
 「そう 恋をしてたのは 僕の方だよ」



6.シュラフ ★★★★

 鬱ソング!お先真っ暗~です。
 「ダークブルーの世界」っていうのは、きっと現実世界のことだと推測します。
 そこから「こぼれた」。現実逃避、何もかも投げ出してやりたい。
 そんな気持ちが伝わります。
 嫌な事があってふて腐れているとき、一人でふと聴いて思いっきり堕ちてやりたいです。
 シュラフって寝袋のことだったっけな?



7.白い炎 ★★★

 「まわせ!まわせ!地軸をもっと」
 「言葉をGASにして」
 そんな曲です。



8.波のり ★★

 これも・・・
 「ピンクのサーフボードで九十九里に沿って飛ぶのさ」
 そんな波のりは、楽しいんじゃなくて「愉快」・・・
 あぁ~このアルバムを聴くとヘンなこと考えてしまう・・・



9.日なたの窓に憧れて ★
 
 あんまり聴かない・・・
 


10.ローランダー、空へ ★★

 どっしりとしたスローテンポで強いメロディ。
 なんだか深い曲ですね。
 「白い翼と 白いパナマ帽 渚の風を体にまとう」
 このアルバムで唯一、と言っても過言ではないほど、真っ白で爽やかな情景が浮かび上がる、
 ちょっと浮いてるけど、かなりいいフレーズ。
 でもその後に続く「夢を見たのさ」で、
 一気に音も無く崩れ落ちるその鮮やかな情景。
 歌詞カードのニワトリもなんだか悲しげ。



11.リコシェ号 ★★

 これはテツヤ作のインストゥルメンタル曲。
 「リコシェ」というのは、マサムネが高校の時に付けたかったバンド名だそうです。
 他にも「からす屋」が候補にあったらしい。
 今思うと、それもなんだかマサムネらしくていいかも。

 




総括 ★★★★

 前作『オーロラになれなかった人のために』で、壮大なオーケストラに挑戦した後、
 一旦自分たちのやりたい音楽をやろうとしたアルバム。 
 前3作に比べて、明らかにギターの音が太くて強い。
 で、歌詞の方は、「惑星のかけら」(惑星のかけら)「月明かり浴びて踊ろうよ」「定めの星より高く」(ハニーハニー)
 「だいだい色の太陽」(オーバードライブ)「ひからびかけたメビウスの惑星」(白い炎)・・・
 そしてアルバム全体に言える、そういうことを連想させるかのような暗いドロドロとした歌詞。 
 マサムネの永遠のテーマ『性と死』
 これがふんだんに盛り込まれているような気がする。
 これほどスケールの大きな力を持った歌詞と、骨太なロックサウンドとがあまりにもマッチしていて、すごい。
 この強くて暗い雰囲気がアルバム全体を包み込んでいる。人が近寄れないくらい。 
 一度嵌まったら抜け出せないくらい。
 とにかくすごくイイアルバム。
 管理人は抜け出せていません(笑)
 皆さんもドロドロの惑星へ漂着してみませんか?
 抜け出せなくなっても、知りませんよ・・・



 あ、ちなみにココに出てくる「惑星」は、全て「ほし」と読みますので、
 ご注意ください。

 
 







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