ブレーキなし自転車の販売規制(東京都)
まずはコチラのニュースをお読みください。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130628-00010000-wordleaf-soci私はこのニュースでコメントしている人たちよりも都の条例制定を支持します。理由は以下の通りです。1.後輪をロックさせる場合、身体を前に乗り出してペダルを逆方向に踏み込む●これでは荷重は前輪に集中し、後輪は抜重された状態になる。後輪と路面の摩擦力が弱い → 制動距離が長くなる → 事故の危険性が高い基本的に制動時は前輪が重要なのです。さらに言うなら、後輪が抜重された状態だからこそ簡単にペダルを逆方向に踏み込めるのです。2.普通の自転車と同じようなブレーキを取り付けることもできる●だから最初から取り付けた状態で販売しなさい。という条例です。3.ノーブレーキのピストバイクを完全に規制できるわけではない●そもそも制動装置の無い自転車で公道を走るのは法律違反なのでは?公道を走るなら事故予防のためにもブレーキは絶対に外してはいけない。必要不可欠な保安部品なのです。この条例で唯一気になる点は本当に競技で使うために購入する人にとってはブレーキの分だけ価格が高くなり、使用前にブレーキ取り外しという本来不要な作業を強いられること。一部の無法者が無関係な人々にまで迷惑をかけるという一例だと思います。