プリンタ不調
プリンタが急に不調になりました。印刷しても罫線や文字がきちんと出てきません。キャノンの古いタイプは顔料系インクを使っているため目詰まりを起こしやすいんです。そのかわりノズル部分だけを取り外せる構造になっていまして、これを交換すれば問題は解決します。部品代金は機種によって¥5,000から¥8,000くらいでしょう。本体買い替えよりもかなり安価で済ませられます。しかし、それじゃ面白くない。これはトライ&エラーを楽しむ良い機会です。自分で目詰まりを直しましょう。かなり一か八かの博打みたいな修理開始です(笑)1.ノズルを取り出し、消毒用エタノールにドブ漬けする(10分くらい)2.取り出したら水洗いを十分にする。3.きれいに拭き取る。4.基盤、電極などを自動車用ブレーキクリーナーで脱脂する。5.ヘアドライヤーで十分に乾燥させる。6.元通りに組み付ける。2.の水洗いでは噴射口を念入りに洗います。4.の脱脂は揮発の早い液体を塗布することによって水分も早く蒸発させられます。ここで皆さん気になることがありませんか?基盤や電極を水洗いしても平気なのか?と。はい、水洗いしても通電していなければ問題ありません。ただし、組み付け前に十分乾燥させましょう。通電したときにショートしたら本体まで壊れます。と、もっともらしい屁理屈をのたまってみます。で、結果はどうなったのか?もちろんバッチリですよ~色合いも線のシャープさも新品同様です。今回の費用は正確には計算できませんが、エタノール100ccほど(¥100くらい)水道水(¥5くらい?)ブレーキクリーナー(使用量から推測¥50くらい)かなり安く仕上がったと思います。しかも楽しいのが最高(笑)決してオススメの手法ではありませんが、メカマニア垂涎の危険な遊び&実益です。あぁ、直ってよかった&楽しかった~!