独り言だってば。

2008/01/27(日)23:09

おじじの様子:この1週間

生活(216)

3週間と1日。 最初の1週間:2回目のCTで出血は止まっていると分っていたので、それに関しては、血圧が気がかりだったのと、痰を引き込まないか、心配だった。 次の1週間:痰の心配からほぼ解消された。不可解な動きに困った。 先週:ほぼ落ち着いたので、次のステップ。リハビリと食事。 発症以来いつも飲んでいた前立腺の薬を飲んでいなかったセイで尿意を感じるとオムツを剥がしたり、力んだり、ガサガサしたり、ワケの分からない動きをして、困ったけど、食事開始と共に、前立腺の薬を飲み始めたので、これもほぼ解消。 先週の火曜から1日1食と点滴、金曜日から点滴は1日1回で3食(1食は普通の半分だそうです)。今日のお昼から、軟飯きざみ食を左手でスプーンでなんとか食べれるようになった。口から入る食べ物はやっぱり体の機能を活発化させるんでしょうね。 80才でも元気でピンピンして畑にも行くって元気なお年寄りではなかったけど、基本的に身体は元気なんですよ。失語症のお陰で、何が何だかわからない(こちらが、たぶん向こうも。これってほんとに興味深いです。)のが、いちばん厄介な感じです。それと、また、脳出血起こさないかな、という心配もありますけど。 先週の火曜日から、リハビリ。母の時もそうだったけど、今回も、主治医から最初に脚や腕の筋肉が硬くならないように屈伸したりマッサージしたりするように言われていたので、ずっと続けていたけど、点滴が右腕なので、そう思うように出来ず、腕の筋肉は少し硬直気味。座る練習、経つ練習、右足に器具を装着しての歩行練習。 先週から、おじじ、泣いてばっかりです。何か、やさしそうな響きの声聞いたり、器具つけて、バーとインストラクター頼りに歩いた時も、ご飯初めて食べた時も、ちょっとすると、泣きます。これって、痴呆症なんだろうかとか、思ってしまいますけど、大丈夫でしょうかね。で、泣いたかと思うと、グーグー言ってたりして、ほんと、楽しいですよ。 それかといって、何も言わないでも(言ったところで何を要求されているか言葉ではわからないようです)おむつを替える時、腰をあげて協力してくれるし、身体の向きを帰る時も、自分で出来る範囲の協力はしてくれるし、ふとんカバーをかぶせている時、何も言わなかったのに、自ら端を持ってくれたし、ジェスチャー付きで言うとある程度、わかるようだし、なんとなく聞き分けがいい(聞き分け良いって書くと子供扱いですけど、そんなつもりは毛頭ないです。ま、以前からも、納得したことには聞き分けよかったですけど)、パジャマがグチャグチャにシワよって寝ていたりするのがイヤなようで、必ず、ピシッと引っ張るし、襟もとも直したり、かなり几帳面、、失語症のページで、「痴呆症に間違えられ易いけれど、思考力と判断力と性格は以前と変わらない」って書いてあったけど、なるほどな、と思える。 痛いことは嫌いみたいで(って誰でもですよね)「するな。」って、言葉になってないんですけど、音が「するな。」です。言葉の音を真似出来る時がある。この前は「エイジ」、人の名前なんですけど、おうむ返しで、エイジらしく聞こえた。 今日、姉と私が同時に父親の所に居た時。 姉が、「もっと口を大きくあけて、ハキハキ言わないとあかんよ。」「あ・い・う・え・お」って口を大きく動かして見せた。で、わたしが、「言ってみ。」「あ!」って大きな口開けて言って見せたら、「あ」ってキチンと「あ」になって、思わず、姉と同時に「わぁ、出来たやん!」パチパチパチってしたら。またです、泣きます。 日に日に、状況把握や理解が少しだけど、進んでいるように思えるので、このまま、とにかく話しをする、麻痺状態の手足のあたし(が施す)のリハビリ、を続けていこうと思っています。(以前はまったく話しなかったのに、父親も不思議がっていることだと思います。) 姉は姉で、私より、もっと明るく、同じような事をしているようです(同時に居る時が少ないので分りにくいですけど、おじじの様子・処置ノートで把握しています)。 楽しがってはいけないんでしょうけど、いろいろ、楽しいです。 腰がやられます。

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