|
カテゴリ:TV
士郎政宗氏の今や伝説となりつつある漫画「攻殻機動隊」のTVアニメーションを見ました。Second Gigと名を打たれたとおり、Secondシリーズに当たります。
率直な感想からいうと、原作につながるラストに感動し、なぜ素子が映画「Gorst in the Shell」でああいうラストを選んだのか、その理由が少し分かったような気がしました。 ただ、全体的にマニアックに走り過ぎて、その分エンターテイメント性が落ちた気がします。前シリーズは企業テロという社会的事件を基に全体的な構成が成されており、笑い男やその他キャラクターの思惑がはっきりして分かりやすかったと思います。しかし、今回は移民問題という日本には馴染みのないテーマの上、哲学的な思想が強く、個別の11人であったり、合田の思惑等、理解しづらい部分が多かったように感じます。 少し、批判的な記述になっていますが、今シリーズは前シリーズと見所が違うといっているだけで、決して批判しているわけではありません。 後半の銃撃戦なんて、あそこまで部隊の動きや兵器の構成等、徹底しているアニメは近年見たことがないといっていいでしょう。 前シリーズを見ている人はもちろんのこと、今シリーズから興味を持った人は是非映画から前シリーズ、原作の漫画全てに目を通すことをおすすめします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.18 03:47:27
コメント(0) | コメントを書く
[TV] カテゴリの最新記事
|