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アルパカ日記

2006年08月17日
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カテゴリ:教育
産経iza!を見ていたらこんな記事が
 【ロンドン=セザール・ソリアノ】ロンドン在住の米国人フリージャーナリスト、ヘレン・カーワンテーラーさん(42)が「残念だけど、子どもたちのせいで退屈で死にそう!」とデーリー・メール紙に寄せた投稿が大論争を巻き起こしている。

子育てを経験したモノなら誰でも持つ感情ではないだろうか?
自由に過ごせた独身時代と違い、色々な面で制約を受ける。
いくら子供が可愛くても四六時中まとわり続けられると、ウンザリもする。
若くて体力のある内に子育てを終わらせておけば良かったと後悔する事もある。
何より参るのは子供が病気の時だ。

そうした事を何十年も続けるのは骨が折れる事だ。
ついついこの母親のように愚痴の一つでも言いたくなってしまう。
ニュースに取り上げられるくらいだから、本当はもっと直截な言葉で世論を煽るような投稿だったのかもしれない。
日本語に訳されたときは柔らかな表現になったのだろうが、元の話を読んでみたい。
といっても面倒臭いから読まないだろうがw

物事には全て終わりが来る。
サッカーで言えば90分走りきれば試合は終わる。
オシム監督は「走って死んだ人間はいない」と言うが、ゴールを指定せず全力で走り続けさせれば、死ぬ奴も出てくる。

引き篭もりやニートを抱える事は、子育てのゴールが見えないのと一緒だ。
コレはある意味地獄で、親にも子供にも良くない。

イギリスには有名なパブリックスクールが幾つもあり、子供達を預けることが出来るが、我が国にはそのような学校は少ない。
子供が一定年齢になり、そうした寄宿学校に進学させたら、子育ても一段落。
親にとって、一応、子育てのゴールが見えるメリットは大きいし、子供にとっても自我が急速に発達する時期に今までの安閑とした環境から多様性に富む世間に漕ぎ出す意義は大きいはずだ。

子供は国の宝と口では言っても、子育ては親の責任として、真剣に取り組まない我が国の姿勢は今に始まった訳では無いが、「少子化対策には税金バラ撒き」としか頭に浮かばない、あのドラえもんおばさんが牛耳る国の政策には期待できない。
もっとも、全寮制の学校を作った所で、制度だけを真似した箱モノでは精々保って10年、後はイジメが蔓延るバンカラ学校に成り下がって廃校の憂き目を見る。
教育勅語が封印され、「教育とは何か」根本的なモノを見失っている我が国教育界にも期待するだけ無駄と言える。

そう考えてたら、この母親の放言は額面通り受け取れなくなって来た。
ゴールが見えてきた事への安堵、子育てが一応成功した勝利宣言ともとれる。

自宅に放火する何処ぞのガキと違って、高々12歳のこの子のコメントを見よ。
12歳の息子はメディアの取材に「ぼくはママのようにコンピューターの前に座っていられない。退屈と思うことがあるのはお互いさま。大人になったら一緒に楽しめることが増えると思う」と話している。

ここまで立派に育て上げたら、好きなことを言い、好きなことをやっても良いだろう。

古い観念や道徳を引っぱり出してこの母親を叩くと、手ひどい返り討ちに合うかも?
もっとも、英語のからっきしなアルパカの思い過ごしかも知れないのは言うまでもない。
さて、我が家ではどの時点で放っぽり出そうか?






最終更新日  2006年08月17日 23時45分00秒
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