カテゴリ:時事
今更な感のある福岡の事件だが、またぞろ橋の欄干を強化しろと言う論説を耳にする。
他の橋でも、酒酔い運転の車が海に転落したとかしないとか。本当にガードレールを強化すれば、幼い子供達の命が救えたのか?冷静さを欠いた感情だけの言い方は止めて貰いたい。 レインボーブリッジでは大型車に挟まれ、一家全員死亡した例もある。 ヤワな防護策のおかげで、衝撃が吸収され、少なくとも両親の命が助かったとは言えないのか? 事故分析の専門家の意見や、橋梁設計の立場から、頑丈なガードレール設置による橋桁の重量増加はどうなのか、専門家の意見も聞きたい。 残念なことに交通事故は減らすことは出来ても決して0にはならない。 我が国では事故処理は警察に任され、交通事故原因の徹底した解明はお座なりにされがちだ。 大概は運転者のせいとされ、深く追求されない。 その為に、何故、飲酒運転が無くならないのか?根本的な解決が示されない。 そもそもそうしたレポートが出された試しを聞いたことがない。 出ていれば運転免許講習で耳にするはずなのだが、、、 飲酒は個人の自覚のせい(全くその通りなのだが)とされ、結局「飲んだら乗るな」の標語でお終いになる。 コレを怠慢と言わずとして何というか。 標語やガードレールで事故が防げるか!! 先頃改定された、道交法の危険運転致死罪によって、逆にひき逃げが誘発されている事実、相手の救出に留まってアルコールが検出されれば厳罰となり、逃げおおせば、ただの業務上過失致死。 となれば、逃げ得ではないか?今にして思えば佐賀のひき逃げ山中置き去り事件も飲酒が絡んでいたのかもしれない。 行政や司法の怠慢を、ガードレールにぶつけ、無駄な工事を許してはならない。 ではどうするか? 飲酒運転常習者は、飲んでも運転できると思いこんでいる。 その思いこみを打ち破るために、飲酒運転講習を考えてみる。 莫大な免許更新手数料のおかげで、運転免許センターにはお金が有り余っている。 ○ガやタ×トーに作らせたら、加速度まで体験できるシミュレーターが出来そうだ。 シミュレーターの写真を許諾なく乗せてしまいましたので削除させて頂きます。 使えそうな写真をぐぐって見たところ、本当にセガでアーケードゲーム用のドライビングシミュレーターを出していると判明しました。 セガのゲーム機のページはコチラ 取りあえず成人の免許所持者にはお酒を振る舞って、シミュレーターを体験してもらう。 未成年者は成人に達した時これを行う。 免許センターが酒を振る舞う、飲み助にはたまりませんな~、 一番大事なのは、今回のこの悲惨な事故をドラマ化し、免許取得者全員に見せること。 標語をお題目のように唱えるより、現実の事件を見せつけることによって、自覚を促すより他あるまい。 そこまでしても目覚めないのなら、改正した危険運転致死罪で罪を償って貰うより他無いだろう。
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