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アラビア書道とその周辺

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2008.12.14
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カテゴリ:旨いもの
鶯谷駅という駅は今まで下車したことがなかった駅ですが、今回初めて下車しました。山手線の上野の次の駅です。駅の近くには怪しげなホテルが並ぶ一方、根岸、日暮里にも近い、由緒ある場所でもあります。
今日はこの駅の近くにある料理屋で西新宿のクラブツーリズムでお稽古をされている生徒さん、それにクラブツーリズムの担当者の方といっしょに軽い忘年会を行いました。

駅の北口から歩いて5分のところにある「笹乃雪」という老舗の料亭が会場です。いかにも由緒ありそうな古い雰囲気の建物です。しっかりと専門の下足番のおじさんがいます。会場は3階ですがエレベーターがなく、絨毯敷きの廊下を歩いて上ります。

今回出席者6名のうち、4名はマレーシア書道旅行にも同行された方なのでその話に花が咲きました。平均年齢はちょっと高めですが、今回の旅行での参加者のなかの最高齢の方も来られており皆さんお元気な方ばかりです。
皆さんのお話を聞いていると旅行好きな方が多く、1月にモロッコへ行くとか、インド、ウズベキスタンに行ったことがある、など色々の旅の話題が出てきました。

この「笹乃雪」は、何と元禄4年(1691年)に先祖が京から江戸に移りとありますので、317年も前に創業という老舗中の老舗です。江戸に移ってきた時はお茶屋でした。絹こし豆腐がここの創始者が発明し、それをやんごとなき方が食べ、「笹乃雪のごとし」と言ったことから現在の店名になったそうです。因みにこの店では豆腐のことを豆富と書いています。

料理は、小付 生盛膾 小桶 あんかけ豆富 雲水 胡麻豆富 揚げ物 季節の一品 うづみ豆富 デザートの10品が出ました。もちろん、いずれも豆腐がらみの料理ばかりです。
生盛膾は具材が一品一品お盆に盛られていますが、中央に載っている白和えにいっしょにゴチャゴチャに混ぜ合わせて頂きます。小桶は冷や奴、雲水とは野菜などを生湯葉で包んで豆乳で煮たもの、季節の一品は茶碗蒸し、うづみ豆富とはそぼろ状に炒った豆腐をご飯に載せてちょっと濃いめの出汁を掛けたものでお茶漬けのようです。最後のデザートは豆乳アイスでした。
あんかけ豆富は一人につき2鉢も出てきたのですが、間違いではなく、「評判が良く、おかわりする人が多いので、一人2鉢にしました」と給仕をされる方がさも当然のように、すまし顔で仰います。実際他のコースでも2鉢ついています。

合計10品ほどが出たのですが、いずれも上品で美味しい豆腐懐石です。量的に物足りないかなと思いましたが、結構お腹はふくれます。

結局、みなさんのお話は料亭だけでは終わらず、近くのドトールで小一時間ほど続きました。クラブツーリズムでのアラビア書道は3年ほどになりますが、皆さんマイペースを崩さず、楽しみながらお稽古をするというパターンになっており、かならずしもテキストに沿って進んでいません。ただし、皆さん研究心旺盛で作品にも新たな挑戦をされる方が多いです。今回のマレーシアにも2点が出品されましたので、実力のほうもなかなかのものです。

また春ごろにはどこかでお食事会でもということで、次回は少しエスニック系になるかなと思いながら、忘年会は無事終了しました。

豆富会席の生盛膾(中央の白いのが白和えで、周りの具材を混ぜてかき混ぜたあと食す)





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最終更新日  2008.12.17 15:37:19
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