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アラビア書道とその周辺

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2009.05.19
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カテゴリ:映画
天使と悪魔

大昔、地動説に異を唱えたガリレオを信じるキリスト教のある宗派の指導者が、時の大勢を占める天動説を唱える法王により死刑になったため、その一派が秘密結社作り、地下に潜伏、そして現代によみがえり、バチカンの法王の候補者たち4人を誘拐し、次々に虐殺してゆきます。その犯人は一体誰なのか、その目的は何なのかを、トム・ハンクス演じる宗教象徴学者ラングドン教授は、物理学者と二人でその謎をつきとめて行き、最後にその犯人が分かりますが、実はこの犯人が...

結局は殺人事件の謎解きになります。前半部分は宗教的な話が多い上、なぜか最先端のエネルギー装置まで出てきて、ますますややこしくなるのですが、少し我慢して観ていると後半は次々と謎解きが進んで行くため、ドンドンテンポが早くなって行きます。というか、あまり画面が早く動きすぎて目に悪そうです。そして最後にどんでん返しもあり、そして大団円となります。

主役のラングトン教授は宗教象徴学者と良く分からない肩書きの学者ですが、要は科学的に宗教の謎をいろいろなモノを手がかりに説き明かして行くようなタイプであり、ガチガチのヴァチカンの宗教者とはことあるごとに対立することになります。最後まで、教授が神を信じるかどうかという問題は、曖昧のままなのですが、扱いが難しいということは分かります。
完全に神を否定してしまえば、今後このような映画は撮れなくなるし、肯定してしまえば科学的な映画は撮れなくなってしまいます。そのジレンマ的な内容がこの映画でもチラチラと見えます。

キリスト教やローマの寺院の仕組みが分からなくても楽しめるようにできている娯楽作品ではありますが、やはりこの手の映画はキリスト教をベースとしている人とそうでない人とで見方が大きく変わるような気がします。そのため、もっとキリスト教のことを深く知っておれば、もう少し映画の深いところまで楽しめたのではないかと、いつも思います。とは思いながらもキリスト教について余り深く勉強しないので、また次回同じような後悔を繰り返しているのですが。
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Any questions for Arabic Calligraphy: Japan Arabic Calligraphy Association (JACA) 4105-1-506 Totsuka-cho Totsuka-ku Yokohama 244-0003
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最終更新日  2009.05.20 16:41:17
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