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アラビア書道とその周辺

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2009.08.26
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カテゴリ:陸上競技
またまたしつこく陸上競技のことですが、まだベルリン陸上の余韻が残っているので、いくつも気になることが出てきます。

スタートの時に、ピストルの合図より前に身体を少しでも動かすとフライングになります。

人間は生きていますので、完全に動作を止めことはできないのですが、緊張のあまり結構足がピクピクと動いたりします。

昔はフライングを数回しても大丈夫だったはずなのですが、今回のベルリン国際陸上では、1回目はOKですが、2回目にフライングしたら失格になります。一人2回ということではなく、単純に2回目以降のスタートでフライングしたら失格ということです。

だから1回目に誰かフライングすると一気に緊張が高まります。

「位置について」から、「用意」、そして「ドン」という順番になるのですが、「用意」から「ドン」の間の時間の取りかたがスターターによって微妙に異なるので、選手たちはそのスターターの癖を見ていなければなりません。ただ、ボーッと順番を待っていてはいけません。

また、競技場ではいくつもの競技が同時に行われているので、フィールドで地元選手などが活躍していると、声援が激しく、スタートができず、会場が静まるのを待ったりする必要もあります。スタートはなかなか気を使うものです。

100メートル競走の場合、「用意」の段階で、両手に体重のかなりの部分がかかるため、余り「ドン」までの間に時間を空けられると選手は我慢ができなくなります。
そして一人がフライングするとそれにつられて、他の何人かもスタートしてしまします。
ところが、そのつられて飛び出した選手も、「ドン」の前なら、同じくフライングになってしまいます。つまり、2回目のフライングの時は一度に複数の選手がフライングで失格になる恐れがあります。今大会でも100メートル予選で二人の選手が同時に失格になりました。

それでも100メートル競走のようにスタートで勝敗のかなりの部分が決まる競技はまだしも、1万メートルのようにスタートで多少早くでても大勢に影響がない競技でスタートで失格になったら本当に悔いても悔やみきれないですね。

何と次回の世界陸上からは、1回目のフライングで即失格とさらに厳格化されるということらしいので、選手は益々大変になります。





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最終更新日  2009.08.29 02:33:22
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