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アラビア書道とその周辺

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2010.03.17
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3月13日がJRの時刻改正の日でした。

昔はこのJRのダイヤ改正という言葉を聞くと、ワクワクしていたものですが、最近は全くワクワクすることがなくなりました。

その理由は、昔は改正ごとに新しい路線の開通や新しい列車が増発されるニュースが多かったのですが、最近は、優等列車のリストラや廃線の話ばかりだからです。

今回の大改正も、上野から金沢を結んでいた2本の夜行列車が廃止になりました。急行能登と特急北陸です。

急行能登号は、まだJRに急行列車が走っていたのかというほど貴重な存在の上、寝台車も連結せずに、新幹線に名前を取られる以前の「こだま」車両を彷彿とさせるレトロな車体に鞭打って走っていたので、もはや走る骨董品的な貴重な列車でした。もちろん私も乗車したことがあります。

一方、特急北陸はほぼ急行能登と同じ経路と同じような時間帯をスピードもほとんど同じで走るという、こちらもなぜ今まで生き残っていたのか不思議な寝台列車です。残念ながらこの列車には乗ったことがありません。

東京と北陸は新幹線の恩恵がまだ完全に受けきれていない地域で、米原経由でも、長岡経由でも余り短縮でなかったということで、夜行には需要があるのでかろうじて生き残っていたのだと思います。

同じような列車が2種類走っているのは、恐らく、特急の寝台に乗れない人用に、急行を残しておいたということでしょう。

これらの列車の最後を看取るために多くの鉄道ファンが上野駅などに集まったようですが、それなら廃止する前にもっとどんどん乗っておいてあげれば廃止の憂き目も会わずにすんだのではと少し思います。
とはいうものの、これらの列車は懐かしむには十分ですが、乗車率も悪く、旅行客には使いづらい居住性で、一部鉄道ファンのみが、カメラを片手に、その不便さを堪能していたような列車でした。

今後も、密かに生き残っている急行列車や寝台列車などが次々とリストラされて行くと思います。同様に廃線も増えてゆくと思います。

中学・高校の時代には大人になったら、自由に列車に乗ってローカル線を回れると思っていたら、仕事が忙しくなり、やっと時間が取れるころになったと思ったら、ローカル線の廃線や優等列車の廃止に直面しています。
古いものがなくなって行くのは時代の流れで仕方のないことですが、新しいものが出てこず、鉄道全体が通勤電車と新幹線だけになりつつあるのは鉄道好きには面白くない時代になりました。





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最終更新日  2010.03.19 22:09:38
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