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カテゴリ:鉄道
大阪地下鉄御堂筋線の終点に江坂という駅があります。
大阪地下鉄なのに吹田市に駅があるという変り種です。 もともとはあたりには田んぼしかなかったところですが、いまでは商店街、飲食店が立ち並び、ちょっとした繁華街になっています。 ほとんどの電車はこの江坂から第三セクターの北大阪急行線にそのまま乗り入れて、3つ先の千里中央まで直行します。この線はもともと1970年の大阪万博のために作られたようなもので、万博開催中は会場まで直行していました。一区間が今でも80円と多分日本で一番安い初乗り料金だと思われます。 この御堂筋線の最終電車の3本ほど前に江坂行きがありますが、この電車が少し曲者です。 この電車はそのまま折り返しでなかもず行きに変身します。 通常、このようなケースではホームの番線が変わったり、車内整理を行うのですが、この電車は到着ホームにそのまま止まり、江坂や北大阪急行の駅に向かう乗客を一旦降ろし、すぐに反対方向の乗客が乗り込んでくるようになっています。 このため、酔っ払いはまだ終着駅に着いたとは思わず、眠りこくっています。 もちろん車内放送ではしつこく終点と言っており、また駅のアナウンスもこの電車は折り返しということを何度も繰り返していますが、酔っ払いには聞こえていません。車掌も起こしに来ません。 このため、かなりの酔っ払い客はそのまま、今来た方向に戻ってゆくことになります。もちろん、ほとんど最終電車ですから、はっと気が着いたときには反対方向に電車はありません。 江坂で一旦全員を降ろし、反対側のホームに電車が行けば良いのですが、江坂駅には折り返しの設備がなさそうです。ならば一旦乗客を全員おろしたことを確認した後、反対方向の客を乗せればよいと思うのですがなぜか改善されません。誰も文句は言わないのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.06 12:03:56
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