2010/09/28(火)22:22
レモン牛乳を賞味
横浜栄区にある老人福祉センター翠風荘に行くには、JR港南台から栄プール行きバスに乗ります。バスに乗る前に、時間があるときは駅にあるコンビニのNewdaysで野菜ジュースなどを買うことがあります。その日も野菜ジュースを買うつもりで立ち寄ると、余り見かけない飲物を見つけました。小さめの紙パックに入った牛乳のような製品ですが「関東・栃木レモン」と書かれています。
これが噂に聞く"レモン牛乳"なのかと思い、即購入しました。200m入りで80円ぐらいだったと思いますが、飲んでみると味は甘い牛乳に何となくレモン味がする素朴な飲物でした。不味くはありませんが、癖になるほどでもありません。昔あったフルーツ牛乳のような味わいです。名前にレモンとありますが、成分表を見るとレモンは全く入っていません。
もともとは名前の通り栃木周辺だけで売られていたのが、同県出身の漫才師が宣伝したりしたために知名度が上がり、神奈川まで販売されるようになったものです。Wikipediaによると戦後に販売され始めものらしいのですが、一時販売中止となっており、その後復活したとあります。また、元々は「レモン牛乳」という名前の商標だったのが、「牛乳」という名称が生乳100%のものしかつけられなくなったため、関東・栃木レモンというちょっとおかしな名前になったそうです。ただ一般的には"レモン牛乳"と呼ばれているそうです。そういえばコーヒー牛乳やフルーツ牛乳という名前も知らない間になくなりました。最近は地方のいわゆるB級グルメが流行っていることから、このような製品も横浜で出回るようになりました。居ながらにして地方の食べ物を飲食できることは楽しいことではありますが、やはりこのようなローカル色が濃い食べ物は地方に行った時しか食べられない方が、ある意味、有り難みがあっていいと思います。