ビジネスクラス夜行バスに乗車

今回はちょっと豪勢にビジネスクラスバスに乗ります。新宿発22:45で大阪には6:00ごろ到着します。 このバスは3列シートですが、座席の広さは飛行機のビジネスクラスくらいの幅があり、かなりゆったりしています。もちろん足もゆっくり伸ばすことはできます。一人ひとりの座席にLEDの照明灯も付いています。 前回に乗ったコクーンタイプに比べ開放感はあります。 座席は２列＋１列の3列です。一列側の方はカーテンもつき、また小型の液晶画面もあります。残念ながら予約の段階でそちらの方はすでにいっぱいでした。2列側も間に仕切り板があるので横の席の人は余り気になりません。また前席との間もかなり広めなのでトイレなどで出入りするのもそれほど難しくありません。 バスは大阪までに3回ほど停車しますが、乗客が降りることができるのは最初の停車場所の海老名SAのみで他2ヶ所は乗務員が交代するだけです。車内にトイレがある上、それほど縮こまって寝る必要もないので屈伸運動も必要ないからかもしれません。 当日は雨も降り、異常に寒かったですが、座席は快適でした。ところが意外な問題がありました。 いびきです。今回は二人もいびきの大きい乗客が乗っており、そのうちのひとりが隣席だったため、途中で目が覚めてなかなか寝付けません。２～３回軽い蹴りをいれましたが、その時だけは静かになりますが、5分後にはまた復活してしまいます。仕方なくステレオヘッドホンで音楽を聞くことにしましたが、それでも静かな音楽になるといびきが漏れ聞こえてきます。 あと、もう一つ深刻なのは、寝屁です。 狭い車内ですので、臭いが漂います。これは鼻をつまむしかありません。どこから流れてくるのか、正体不明なのも腹が立ちます。ビジネスクラスの客は多少他のバスの乗客より品があるだろうと思いましたが、それほどでもないことがわかりました。 料金は日によって多少違いますが、木曜日発は8,800円でした。通常の３列バスに比べても2,000円程度高い料金設定ですが、新幹線だと、格安チケットでも13,000円程度しますので、かなり割安です。また、新幹線が無くなった後の時間帯に乗れるので、結構ビジネス客らしい姿もありました。 いびきと寝屁について、バス会社が各個人と「いびきと寝屁はしません」という確約書を交じわしてもらえれば大変有り難いのですが、多分当分は無理だと思いますので、夜行バスに快適に乗るには、耳栓と鼻栓を用意するしかなさそうです。