アラビア書道とその周辺

2011/11/13(日)11:35

ペルシア細密画展とウード演奏

催し物(396)

雨の中、12日にペルシア細密画展に行ってきました。 荒木さん率いるペルシア細密画の会が主宰していますが、毎年、ここ吉祥寺駅前の井之頭画廊で開催されています。 会場に行くとギッシリと人で埋まっていました。 そうです今日は常味さんのウード演奏(レク演奏和田さん)があった日でした。 常味さんのCDジャケットにペルシア細密画の荒木先生が描いていることもあり、最近の細密画展では常味さんのミニ演奏会も行われています。 初めて聴く曲もあり、久しぶりに生のウード演奏を楽しみました。 また、和田さんが演奏するレクというタンバリンのような楽器について少し解説があり、昔は皮にエイを使っていた、ジングルは20枚ついている、などなかなか興味があるものでした。 シンプルな楽器ですが、いろいろな音色を出すことができ、ウードとは相性抜群の楽器です。 今回の演目の中でも途中にソロの部分も入り、お二人の息がぴったりあった演奏を堪能しました。 常味さんは、年末12月29日に西荻窪の「音や金時」というところでFarha(ファルハ)というグループでカーヌーン、バイオリン、コントラバスなどとの共演も予定されています。 荒木さんの作品作りもますます好調です。 荒木さんの新作、全く新しい生徒さんの作品も展示されており、全部で30点ぐらいありました。 ちょっと変わったものとしては、モノクロに近い彩色の作品があったり、裸婦などもあり、モチーフもバリエーションがペルシア以外のものも多くあり、楽しめました。 ペルシア書道もペルシア細密画も単にオリジナルの真似ではなく、日本独自色がいろいろ出てきて面白くなってきました。

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