アラビア書道とその周辺

2013/09/01(日)12:00

再び、「きっと、うまくいく」

映画(56)

個人的に多分今年のベスト映画になると思われるインド映画の「きっと、うまくいく」(原題:3idiots)がまだ放映中です。 5月18日から始まっているので、3ヶ月以上のロングランです。 私は6月に初めて見たのですが、その日は、月曜日だったこともあり、観客は10人ほどと少なく、そのうちに打ち切りになるだろうなと思っていました。 ところが、どうもだんだん観客が増えているらしく、8月末時点でも全国では北海道から九州まで17館でまだ鑑賞することができます。 東京では、新宿、渋谷、六本木の映画館で上映中で、更に9月に入っても一部の映画館では継続します。いずれも大きな映画館ではなく、席数も100人以下ということもあり、満員御礼になることも。 170分という長い映画で、インド特有のミュージカルダンスが2回入ります。 個人的には、メインテーマ曲の「Aal Izz Well」よりも「Zoobi Doobi」の方が好みです。劇中のヒロインが恋に落ちる場面に流れます。砂糖菓子に蜂蜜をたっぷりかけたインドの甘い菓子のような女性歌手の声が突然始まります。そこから男性歌手とのデュエットに移り、インドミュージカルが快いテンポに移って行きます。 2009年の作品で制作費は6億円ほどですが、インドでその10倍以上を稼いでいます。 上映時間の真ん中あたりでIntervalという字幕が出ます。インドではこの時間に休憩が入るそうですが、日本ではそのまま続けて流します。このため、鑑賞前には絶対にトイレに行っておく必要があります。 DVDを購入しようとAmazonのサイトを見ると、今年の12月になると出ていました。 ロングランが続いているためでしょう。英語版はすでに販売中でしたが、日本のプレーヤーでは見られません。 さっそく予約しましたが、やはりこの映画は映画館でたくさんの人と一緒に喜怒哀楽を共にすべきものだと思います。

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