1829141 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

アラビア書道とその周辺

アラビア書道とその周辺

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2015.06.04
XML
カテゴリ:
久々のアザーンの声で目が覚めたが、当初の予定より一日滞在が長くなったので、今日は特に決まったスケジュールがない。

インドネシア人のおばさんの団体の中、ホテルの朝食を摂った後、ホテルの前を散歩していると千原兄弟の兄のような顔つきをしたおっさんが声をかけてきて、日本人か?今日の予定は?と聞いてきた。ガサツな感じも千原兄弟の兄に似ている。どうも旅行代理店の人間らしい。
特に決まってないと言うと、ラーマーヤナのダンスショーはどうかと言ってきた。
ホテルから送迎付きで2,500円ほど。ちょっと怪しげだったが、親近感のある顔で特に予定がなかったので申し込むことに。

更に、バティックはどうか?と聞いてきた。バティックは柄が派手で余り日本では着にくいしなど渋っていると、最高の店があるので連れて行ってやると。この手の店はバックマージンが入って割高になるのだろうなと思ったが、気に入らなければ買わなければ良いと思い、これも話に乗ってみる。おっさんの運転するバイクの後ろに乗り、15分ぐらいで到着。

あたり一帯はバティックの店が多い。ほとんど工場直売。その中の一店で小綺麗な店に入る。観光客の一団がすでに物色中。店員は英語も通じ、日本語も片言話すのでそこそこ有名店なのだろう。ただ、バティックのシャツは結構高い。綿製品で1万円ほど、シルクだと2万円以上の値札が付いている。20パーセント自動的に割り引くとのことだったが、どれもかなり派手目のデザイン。日本では絶対浮きまくりそうなので迷ったが、ようやく一色のみの比較的シンプルなものを見つけ購入。

バティックを売る店はジョグジャカルタの駅前の大通りに何軒もある上、歩道の上でもお土産品として山のように積み上げられていて安い。ただどれもデザインは似たり寄ったりで購入意欲がわかなかった。
インドネシアでは非常に有名なろうけつ染の衣服だが、実際に着ている人はほとんど見ない。バティック店の店員や公務員、老人ぐらいか。若い人は普通の地味なTシャツとジーンズである。どちらかというと正装的な服のようだ。

19:10に迎えの車がやってきて15分くらいで会場のPurawisata劇場に着く。
すでにヨーロッパ人らしい団体が食事をしている。食事付きだと1000円ほど高くなるが、後でゆっくり食べたいので食事無しで申し込んでいる。

開演20:00に司会が出てきて、英語で演奏する楽器とラーマーヤナ(ラーマ王行状記)の話を少し説明する。そして約一時間半に渡り踊りが繰り広げられる。見ていてもある程度筋は分かるようにはなっている。
一言で言うと、ラーマという名前の王子が自分の妃シーターを破壊の神ラーヴァナに奪われ、それを取り返す旅に出るが、途中色々あって最後にラーヴァナを打ち負かし、シーター妃を取り返すといったお話のようだ。ラーマ王を助ける猿の神、鳥の神なども出てくる。
DSC09829_s.JPG

舞台では本物の火も使われ、照明も場面場面で切り替わるなど効果的にみせている
突然本物の子供たちがワラワラと現れ、思い思いに動き回る場面もあり変化に富んでいる(就労時間に問題ないのだろうか?)。
DSC09848_s.JPG

独特な指の動きを伴った踊りと、女性の謡(うたい)、ガムランの演奏など、結構見ていて面白い。何か日本の歌舞伎に似た動きもあり興味深い。天井はあるものの野外なのでコウモリが飛ぶ中、それほど暑くも蚊もおらず、楽しめた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.06.12 00:05:43
コメント(0) | コメントを書く
[旅] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.