2020/07/31(金)08:13
デコボコ道を行く
7月27日 月曜日。
出勤すると、あわやパワハラの部下がやってきて、1時間ほど蕁麻疹が出たの話しかけられると胃が痛いのと訴えてくる。
彼の特性という言い方をして、それを理解はしてるけど耐えられないという感じ。
これが火曜日も繰り返されて、私はあなたに話しかけられるとめまいがする、と言いたくなるのを堪える。どちらがどんな話だったのかが記憶の中で曖昧になっているのは健全な反応なのかも😅
ものすごく疲れて帰ったから。それも理由の一つではあるだろう。
ピアノレッスンに行っている間にひめは私がカブを使ってね、と言ったのでカブのそぼろ煮を作ってくれていた。とても美味しかった。
けど、食卓の上にモノを置きっぱなしにしないで、とかマスクをその辺に置いとかないで、とか、床にモノを置くなとか、カレンダーにバイトの予定を書いて、とか毎日毎日言ってることがされてなくて、出かける前に言ったのにそのまんま。だから、腹が立った。我慢できずに食卓の上のものを乱暴に下に下ろした。落としたとも言う。
女史が、あれやこれやとあげつらったことがそのまんま家で再現されていて、同じように腹を立てる自分にやりきれなかったというのもあるのかもしれない。そっちの方が大きいかも。
黙って途中まで食べて、全部そのまんまで黙ってひめが消えた。
7月28日 火曜日。
ひめの顔を見ないまま、朝ごはんを置いて出かけた。
事務室で、ハッキリ言ってこれはイジメだろうという光景が繰り広げられる。やってる方には自覚がない。言ってもわからない、すぐ忘れるから懇切丁寧に、幼児に言い聞かせるかのように、というつもりなのかもしれない。けど、例えば私がその内容を知らなくて一から教わる立場だったら、そんな口のきき方はしないはず。言葉ではなく、言い方が相手をバカにしきっている。そして、どうしてそう思うの?どうして疑問に思わないの?と容赦ない。口調は幼児向けの優しいまんま、一文節ごとに区切るように説明する。
そして、体調が悪いと言って肩で風を切るみたいにして早退していく。
ちょっと任せて失敗させようよ。もう少し口を出す周期を長くして、振り返りポイントを決めてそこまでの間は自分のペースでやって自分でつじつま合わせるように言ってみたら?そんないちいち進捗見て心配して補ってると疲れちゃうから。空回りして腹立つだけでしょ?
そう言いながら、いちいち、ではなくていちいちいちいちいちいち、と繰り返して言いたくなるのを抑えるのに結構気を使う。板挟みで大変ねと言ってくれる人がいるけれどそんな中立的なところにはいられなくて彼女に敵意すら抱きそうな自分に困っている。
きちんとできない、って、しかも新人が、そんなにいけないことですか。足りないところを助けてあげるのは嫌ですか。何度言っても分からないのはあなたもでしょ、悪気はなくても忘れるのよ、できないのよそんなに何もかもちゃんと。
何もかもじゃない、そんな難しいこと言ってるわけじゃないじゃない。そう思うのがとてもよく分かって。
全部私のことじゃん。そう思うのが実は一番辛い。そうよ、私が悪いんだよ。
雨の中、帰りに歯医者に行ったりして濡れた足を引きずるようにして帰ると案の定、朝のまんま。いや、朝ごはんは残ってるけど何やら食べたらしいお皿が昨夜の夕飯のお皿に並んでいる。
喧嘩売ってるだろう🤛
自分のことだけしてさっさと寝る。
7月29日 水曜日。
もう、朝ごはんも自分のだけ作って出かける。
毎度のことなのに我ながら呆れるけれどまたまたぷりぷりと腹を立て、どうせひとりで暮らすつもりだし、と心の中で悪態つきながら自分の使った食器だけ食洗機に入れ、生協の箱も最近はひめに任せてたのに自分で出して。
新人君を捕まえて話をして、仕方ないから怒られて〜。でもありがとうとごめんなさいはしっかりね、と伝える。
謝ったら、なんで謝ってるのか自分でわかってないだろうと怒られているけれども💦
あぁ今日もか。どこまでもやるまでよ、完全に戦闘モードに入ってしまってるよ😅と自覚しながら帰ると。
生協の箱がしまわれていた。そして、玄関を入ると美味しそうな匂いがして、おかえり、と言いながらひめが顔を出す。きれいに片付いた食卓に美味しそうなおかずが並び始めていた。
天才だね。同じレシピでやってもお母さんだと
こうはならないのよ。得意、ってこう言うことだよねー、文字化されてない、レシピ書いた人にも無意識かもしれない、ちょっとした部分で違いが出るんだよね。すごいね。
幸せだわ、家に帰ったらこんなご飯ができてるなんて。
心から言う。
こういうのが、ちょっとしたデコボコはあるけど道は続いている、そんな景色の一部になってきた気がする。前は断崖絶壁の行き止まりみたいに思ってたけど。
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