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カテゴリ:行ってきました
4月30日昼間、桂川流域ネットの木山さん、アート・プランまぜまぜのさとうさんと、日吉ダムによる水没地区にお住まいだった湯浅敏夫さんのお宅にお邪魔しました。上世木集落にお住まいだった湯浅敏夫さんと、宮村集落にお住まいだった湯浅正さんにお話を伺いました。
湯浅敏夫さんは、昨年の「流域見聞『日吉』」にも参加され、かつての桂川についていろいろお話下さった方です。今回の「天若湖アートプロジェクト」では、地元へのファーストコンタクトになります。地域の記憶をいかに風景やものの形に表現するかが今回のキーになるため、地域の方と共感的な関係を持てるかどうかが決定的に重要だという認識があったので、今回の訪問にはいろいろ期するところがありました。 昭和26年に世木ダムができる以前の桂川の豊かさとそこでの漁や遊び、暮らしの姿や、かつての世木ダムの水位操作への憤懣、それを踏まえて地域と共生するダム像を模索した日吉ダムのエピソードなど多岐に亘るお話を伺いました。特にかつての桂川との四季の付き合いのお話を伺っているときは、お話下さったお二方と私たちの間のテーブルの上に、当時の風景がありありと浮かび上がるような思いがしました。このお話をもっと多くの人に聞いてほしいと思いました。 私たちのプロジェクトの考え方については、快くご理解をいただきました。今後の勉強会やかつての住民のみなさんへのお知らせなどで、お力添えいただける印象を得ました。百人力です。 というわけで、詳細はまだ未定ですが、来る6月25日、天若湖アートプロジェクトの一環として、湯浅敏夫さんをはじめとする地元の方々から、日吉における桂川の原風景と世木ダム以降のその姿についてお話を聴く公開勉強会を開催することになりました。場所は現在の天若湖が一望できる、日吉ダム管理所会議室を予定しています。詳細は未定ですが、午前中に郷土資料館と移築民家を見学し、午後お話を伺うような感じでどうかなと思っています。スケジュールが決まり次第、特設ページにてご案内いたしますが、現時点で参加を希望される方はkatsuranet@mac.comまでご連絡下さい。定員は40名とさせていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 25, 2005 01:46:25 PM
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