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カテゴリ:いろいろ
いきなりブログを立ち上げましたが、なんのことかさっぱり、という方も多いと思いますので、これから数回に分けてこれまであったことを簡単に紹介したいと思います。初回は、昨年11月のあるイベントの出来事です。
2004年11月14日「桂川流域ネットワーク:桂川流域見聞『日吉』」開催される 桂川流域に暮らす人々の相互理解と共感を創り出し、河川と流域の環境を再生することを目的とするグループ桂川流域ネットワーク。その恒例の主催イベント「桂川流域見聞」が、京都府のへそにあたる日吉町で開かれました。 2004年度のテーマは、日吉ダム湖(天若湖)の湖面利用計画ができたことを受け、その多様なあり方について考えることでした。 このできたばかりのダム湖は、バス釣り愛好者の間ではそれなりに有名なようです。しかし、それ以外の人にはまだなかなかなじみがないようでした。 一方、水没した集落に暮らしていた方のお話を伺うと、ここに生活と密接に結びついた川との関わり、水文化があったことが判りました。 「ダムについてはいろいろ言われているけれど、地域が意を決して選択し、すでにそこに存在しているダムについては、それをいかに活かすかを、市民が考えるべきなんじゃないだろうか?」と、桂川流域見聞のスタッフは考えるようになりました。 そこで、天若湖の湖面利用計画「天若湖夢ぷらん」を、広く募集し、アイディア展をすることにしました。 実際には告知不足もあって、あまり数は集まらなかったのですが、京都造形芸術大学の学生グループやアートNPOなどから、ユニークなプラン( 当日資料参照)が寄せられました。 その中には、「あかりで繋ぐ地域の記憶」など、今回実施しようとしているプロジェクトの祖形がすでに含まれていました。しかし、この時点ではまだどれも、「夢プラン」でしかありませんでした。 11月14日イベント当日、日吉ダムのダムサイトのテントで、これらのアイディアのプレゼンテーションが行われました。この時、いくつかのプランについては多くの人から好意的な反応があり、スタッフは「もしかしたら…」という気持ちにだんだんと傾いていったのです。(つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 19, 2007 11:43:46 PM
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