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カテゴリ:趣味・文学などなど
井口俊英の書いた「告白」を読みました。古書店で見つからなくてネットで買いました。
ご存じな方も多いと思いますが、かつて「大和銀行ニューヨーク事件」という事件を起こした人物が赤裸々に当時の状況を描いたものです。 簡単にいうと、日本のバブル絶頂前後にニューヨークで簿外取引を行って莫大な損害を出してしまったことを日本の頭取に報告したところ、大和銀行の経営陣が大蔵省に報告しておきながら、米連邦への報告を2カ月も怠り、ついにはアメリカから追放されたというお粗末な話なんですが、当時の日本企業の現実を見れるような気がします。 銀行、一般企業がかじ取りを誤り、バブルを自己企業の成長と勘違いしたお粗末な連中の哀歌がただよっています。 不正自体いけないことなのですが、この事件は経営陣が株主代表訴訟までおこされていますから哀れとしかいいようがないですね。 ちなみに私が勤める会社も創業社長がかじ取りを誤り、バブルで借金経営をした企業でした、その創業者が病気で死んでくれたので、なんとか経営再建できましたが、「人間の奢り」はだれもが持っているもの。不正していなくてもいつ自分が不正をしてもおかしくない。 そんな気持ちを持って日々の業務にあたりたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月24日 17時05分59秒
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