天翔ける鳥船

2005/10/10(月)14:20

「悪魔の皇子 闇のための詩歌」深草小夜子

ライトノベルス(135)

「悪魔の皇子 闇のための詩歌」深草小夜子(角川ビーンズ文庫) 悪魔の皇子シリーズの4作目、短編集。 収録されているのは5編(The Beans掲載2編、書き下ろし3編) ○夜鳴鶯(ナイチンゲール)  アストロッドの側女が、皇太孫シェラバッハの暗殺を謀った殺された。  アストロッドへへの謀反の疑いが。アルサが暗殺を謀った訳は? ○泡沫の夢  ナシエラ姫の恋人、王騎士のヴィロッサは、本来なら王騎士になどなれない下級騎士の生まれだった・・・ ○鋼の重み  ルシアとグイードが、英知の塔をめざし、船で航行中の出来事 ○冬の呼び声  アストロッド(ナシエラの姿)とサマラが、シュロウ皇国の黒い騎士団に護送されるときの話 ○夜を彷徨う者(ナイトウォーカー)  シェラバッハが花嫁に初めて会ったときの話 今回の表紙は、めずらしく?本来の姿のアストロッドとシェラバッハです。 次巻は本編だということですけど、彼の体はもうないのですよね。 もともと2巻で完結するはずだった話ということですけど、今後とううまくつなげていくのでしょうか。 【本日の言葉】 p110 「ーあなたが何者であるかは、あなた自身が知っている。そうでしょ、ルシア」『鋼の重み』より

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