天翔ける鳥船

2007/08/17(金)12:29

「グイン・サーガ115 水神の祭り」栗本薫

小説(34)

ハヤカワ文庫JAのグイン・サーガシリーズ115巻です。 一行はまだタイス滞在中です。今回とうとう、タイスの水神の祭りが始まりました。 グンド(グイン)、リナ(リギア)、ブラン(スイラン)の3人は闘技士として、マリウスはタイス伯爵の寵愛の吟遊詩人としてタイスに留められています。そろそろタイス編もクライマックスに近づきつつある・・ということです。 先頃出た外伝で、このタイスの事件は(少なくともグインにとっては)解決したんだろうと思うのですが、それでもやっぱりそろそろ決着はつけてほしいと思います。 まあ、全体の巻数がとんでもないものになりそうなので、ちょっとした枝ストーリーで10巻分ぐらい使うのはありなんだろうけど、そろそろ先に行ってほしい。 さて、そろそろグインも時間がなくなったことだし、今回はフロリーとスーティはちょっとかわいそうな状況ですが、とりあえず2人の脱出準備はできたということでしょうか。それにしてもマリウスをどうやって脱出させるつもりでしょうか?ここまで「お気に入り」になってしまうと、不興をかってしまったら、かわいさ余って憎さ百倍、単に水牢に落とされるだけではなく、その前になぶり殺しにあいそう・・・(^_^;)こわっ ちなみに表紙はたぶんリギアさん・・ですが、あの格好で女闘技士と戦うのはちょっと胸がじゃまで不利じゃないかと・・・ しかもタイスでは美形は他にいっぱい「お仕事」があるけど、不細工だと女闘技士ぐらいしかないかって、そういう訓練を受けることになるらしいからまず美女どころか十人並みも少ないとか。それで女闘技士は美女相手だとまず顔をねらう・・・という(^_^;) 美女闘技士「リナ」に人気がでるのはわかるけど、脱出するの大変だ・・・ 次回は10月に116巻発売予定だそうです。 p244 (あたしが、いまここにこうしていることそのものが、あたしの剣が役に立ったということのあかしーー)

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