天翔ける鳥船

2007/10/06(土)23:08

「グイン・サーガ116 闘鬼」栗本薫

小説(34)

グイン・サーガ本編116巻、4巻前のタイトル「闘王」と似てるので、思わず昔の再版かと思っちゃいましたが、さすがにイラストが違いますね。たぶんこれ、噂のガンダルです。 タイトル、イラストからわかるようにタイス編が続いています。ただここで一応の決着がついたのでタイス編は次巻(117巻11月発売)で終わりのようです。 クムに入ったのが、107巻「流れゆく雲」、110巻「快楽の都」でタイスにはいって今や116巻。巻数がすごいので、ちょっとしたサイドストーリー(だと思うけど)で10巻つかっちゃうなんて・・・ご苦労様です。 グインサーガはこのとおりの長さなので、ちょっと読み返すという訳にもいかず、かといって読み飛ばしていくと、だんだん忘れてきてしまう。いいところは、次巻も来月でますが、とにかく頻繁に続きが出ること。忘れる前続きがでるので、記憶がつながっているといった感じです。 タイス編クライマックス。前巻でフロリーたちが城外に出されたため、今回はほとんどグインとリギアの話です。トーナメントの途中でうまく負けることに成功したブランはともかくも、グインもそして人気がでてしまったリギアも勝ち進んでいきます。祭りの熱狂的な雰囲気と勝ち進むのはいいけれども、ここまで有名になってしまったらどうやって脱出するのだろう? たぶん次巻でわかると思いますが・・・ 【本日の言葉】 p195「あたしはあなたほど圧倒的には強くない、だから、そうそう、ヤーンのご加護をあてにしているわけにはゆかないの」

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