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2010年08月18日
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カテゴリ:二人の王子の母
7月20日で次男が5歳になった。
お兄ちゃんと4歳違い。
気がつけば、何から何まで対照的な兄弟になっている。

生後間もないころから、その違いは如実だった。
基本的に穏やかな赤ちゃんだった兄とは違い、
ぐずぐずと良く泣く。
夜も、寝てもすぐに泣いて起きる。
抱っこすると寝るが、布団に置くとまた寝る。

まあ、こういう赤ちゃんはよく居るので、特に悩むというわけでは
無かったけど、手が掛かるので、二人目の育児にしてはとても疲弊した。

なので、次男の生後から7、8ヶ月くらいまでの記憶が、殆どない。
赤ちゃんとして、どんなしぐさをしていたかとか、
そのときの自分の気持ちなんかも全く思い出せない。
とにかく無我夢中で世話をしていたんだろう。


1歳を過ぎ、言葉を理解し始めたり、片言でもおしゃべりを始めると、
その子の「性格」がじわじわと見えてくる。

穏やかで、マイペースだった兄とは正反対、
とても敏感で、まわりをよく観察している子どもだった。

いつも兄がそばにいるので、必然的に遊びも生活も兄の見よう見まねから
入る。でも、それ以上に大人の様子、その場所、雰囲気なんかも注意深く
気にしていた。
だから、当然人見知り、場所見知りもする。
どこへでも、恐れなく飛び込んでいく兄とは対照的。

でも、ラッキーな事に、彼にはお兄ちゃんという強い味方が。
積極的な兄を盾に、怖々でも何とかいろんなことにチャレンジできるように
なってきた。

そしてもれなく下の子の特権「甘え上手」も身につけ、
ママだけでなく、パパ、じいじ、ばあばを意のままに動かす。
長女、長男だらけのこのウチでは、貴重な存在だ。

昨年から幼稚園に入った。
さて、集団生活ではどんな風に振舞うのだろう。
楽しみにして、個人懇談に出かけた。

先生曰く、
「話をとてもよく聞いていて、すばやく行動できる」
「幼稚園で大泣き、駄々こねなどは全くしたことがない」
「みんなのお兄ちゃん的存在」

お兄ちゃん???ってうちではすっかり弟だけど。
ただ、いつもお兄ちゃんのお友達と遊んでいるので、どうしても
同世代の子たちを「年下」に見ているようなところがある。
それが、出てるのかなあ。

それにしても、随分優等生だこと。
でも、先生の話を聞いていて、とっても思い当たることがあった。
「私に似ている」。
そう、明らかに次男とは共通するところがある。
気質というか性格というか。

周りをよく観察するところ。
そもそも、怖がりで、そのために情報収集が必要なんだけど。
そのため全体がよく見えるので、集団生活ではいつも優等生。

このタイプ、ささっと何かを察知したり、合わせたり、とても
俊敏にことに対応する。
その反面、じっくりと何かに取り組むことが苦手。
これも兄と対照的。

何かを作っているときも、次男はすぐに材料を選び、
色を決め、てきぱきと仕上げる。
一方長男はとにかく、取り掛かるだけでも、かなりの時間を要する。
初めてもとっても丁寧で、ゆっくり。
仕上がるのは一番最後。

まあ、幼稚園などは、そつなくこなせているようだった。
そしてとあるお迎えの日のこと。
先生に言われた。
「実はJくん、女の子に大人気で・・・そのことで女の子同士
揉め事がおきてるんです」
って??
実はおませな5歳の女の子たちが
「私がJくんと結婚する」
「いや、私が結婚するんやで」
と勝手に口論をはじめ、お遊戯で座るときには
次男の隣の席が取り合いになっているらしい。
先生も困っている、とのこと。
さらにややこしいのは、その中に双子の姉妹がいるらしい。
だから、その姉妹は家に帰っても、「わたしのJくん」で
揉めているとか。

この男なかなかやるではないか。
確かに、次男は女の子に優しい。
明らかに、女の子には順番を譲ったり、おもちゃを貸したり、
男の子と扱いが違う。
「女の子には優しくしないと駄目よ」なんて、一度も言ったこともないし、
このウチで私が女子だから特段丁寧に扱ってもらっているかというとそうでもない。
どこで覚えたんだか、全く。

それでも、さすがは甘え上手。
いつもは「ママが世界一大好き。もう好き過ぎて好き過ぎて・・・」
と芝居がかった演技(本気?)で押さえるところは押さえている。


先日、珍しく年下のお友達(私の友人の娘さん)が遊びに来た。
2歳の可愛い女の子と遊ぶことはあんまりないので、
戸惑いながら相手をしていた。

途中で兄とその友達が数人遊びに帰ってきた。
そちらが気になって、結局女の子をほっぽり出して、
お兄ちゃんたちと遊んでしまった。

友人と女の子が帰ってしまって、しばらくした後、
次男がつつつっと私のそばに来た。
次「なあなあ・・」
私「どうしたん?」
次「さっきKちゃん(女の子)来てたけど、
 途中からぼくがお兄ちゃんたちと遊んじゃったから、
 遊んであげらへんくなって、悪かったなあと思って」
ともじもじ、している。

正直、びっくりした。
私はもちろん、そのことについて何もとがめたり、
叱ったりしていないし、まあ、子どもなら良くあることだと
気にも留めていなかったから。

それに、女の子が帰って、かなり時間も経っていた。
その間に、自主的に自分の行動を客観的に振り返り、反省し、
それを私に伝えにきたのだ。

5歳になったばかりの子どものとった言動としては
予想外だった。

私のなかの5歳児のイメージなら、
子どもが少し前の自分を振り返ったり、
そのことで自分を客観視したり、
それを反省したり、
そんなことはしないのである。

もっともっとその時、つまり「現在」を生き、
自分を含め周りへの視野は恐ろしく狭くて、
俯瞰したり、振り返ったりなんて作業を自分からするなんて。
少なくともお兄ちゃんのときには、考えられなかったこと。

まあ、これこそが、次男らしいなあ、と。
周りへの関心がとっても高いから、そんなことを一人
ふと考えて言葉にしたのかなあって。
「よく気づいたね」って沢山誉めてあげた。
子どもの成長に触れた瞬間で、とってもドキリとした。

そんなこんなで、彼は彼らしく育っている。
対照的な兄も含め、これからまたどんな風景を見せてくれるんだろう。
楽しみ、楽しみ。








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最終更新日  2010年08月18日 15時21分10秒
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