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カテゴリ:教育
皆さんは白地図を見ながら都道府県名って言えますか?
私・・・? ・・・・もちろん言えません!!!(切腹) 自分が住んでいる関東すら危うく、関東以南で自信があるのは沖縄県だけです!(オイ・・・) 私は以前、アメリカの高校に通っていました。 アメリカの高校というのは、1年間毎日同じ授業が繰り返されます。 1時間目から6時間目まで一度決めた授業(授業は自分で決めます)は、1年間毎日同じ時間に同じクラスで同じ先生に教わるわけです。 私が選択した授業の一つはアメリカ史でした。 当然アメリカの地理の勉強も含んでいます。 そんなわけで州名を暗記する小テストが何回もありました。 アメリカのハイスクールの成績の付け方というのは実に単純明快です。 テストの点数を平均して90点以上だったらA、95点以上だったらAプラス、と決まっています。 授業中の態度だとか、具合が悪くてテストが受けられませんでしたとか、そんなことは考慮されません(ひー)。 その代わり何か自主勉強してきました(国語の本を読んでイラストを描くとかでもオッケー)、テスト用紙の裏に計算問題を書きました、などの行動で5点とか10点とかもらえたりします。 そんなシュールな成績評価だったので、例え小テストでも気が抜けません。 ものすごく一生懸命州名を暗記しました(汗)。 今でも殆どの州名を言えると思います(多分・・・)。 アメリカの地理が分かるくせに日本の地理はさっぱり・・・。 なんでしょうコレ・・・(汗)。 社会科の授業で日本の地理というのは、結構後になって出てきますよね(小学校4年くらい?)。 当然都道府県も習いますが、真剣に暗記しないとまずい!という危機感はまったくなかったような・・・。 いや、むしろ純粋に都道府県の名前や位置を勉強したことがあったっけ?ってくらい印象が薄いです。 毎日同じ授業をして、授業時間が抱負なアメリカの学校と比べるのはどうかと思いますが、国語や算数などより授業時間の少ない社会などは、どうしてもおざなりになってしまう部分があると思います(・・・とか言って学校のせいにしてみる・・・)。 そうして都道府県名もままならないうちに授業は進み、やれどこの県の特産は何とかだ、なんて話しになり、それどこ???となってしまう(・・・って私だけだったらどうしよう・・・)。 更に、これに何とか山脈だの何とか川だのという細かい地理が加わると、もうついていけません。 どこだか分からないから覚えられない。 覚えられないからつまらない。 つまらないからどこだかも調べない。 そんな風にして苦手意識を持ち、勉強もその場限りしかせず、まぁいっか・・・と放っておくと、私のようにいい年して日本の地理はさっぱりという大人が出来上がります(大汗)。 そんなわけで、せめて我が家の珍獣たちには私のようなダメな大人にはなっていただきたくないと思い、絶対に日本の地理をお勉強させよう!と固く誓ったのでした(自分はどうなの・・・)。 まずは基本中の基本、都道府県名とその位置です。 地図帳を見せながら、これがりゅうちが住んでる日本、埼玉県だよ、と教えます。 すると自分で埼玉県を指しながら、「りゅうちの住んでるとこ!」などと言い始めます。 うんうん。 なかなか幸先いいなぁ、大した記憶力だ、我が息子よ。 「ママはどこ住んでるの?」 は・・・? 「いや、りゅうちと同じだよ、埼玉県だよ」 「じゃあパパはどこ住んでるの?」 「だからりゅうちと同じ埼玉県だって」 「じゃあばばはここに住んでる?」 「(それ北海道じゃねぇか・・・)いや、りゅうちと一緒に住んでるんだから、同じ埼玉県だね」 「じじはここに住んでるよね!」 「(それは愛媛県じゃぁー!)いや、だからね、りゅうちと一緒に住んでるってことは、りゅうちと同じ埼玉県に住んでるってことでしょ?」 「ふーん、じゃあパパはここだよね」 「(長野!うちはいつから単身赴任になったんだよ!)いや、さっきも言ったでしょ、埼玉県だってば」 ・・・・・全然分かってなかった・・・!!!! どうやらあの小さな地図と現実の大きな世界が同じものだと思えないようです(当たり前か)。 都道府県名だけならカードで十分暗記させることができるでしょう。 しかし、この日本はとても広くてたくさんの人間が住んでおり、さらに海の向こうには沢山の違う国、文化が存在する・・・なんてことは簡単に教えられることではないということがよーく分かりました。 仕方ないので、これは長期戦で挑むことにします。 まずは都道府県名を漢字で覚えさせる! これなら漢字の勉強もできて一石二鳥! ・・・って言う前に、まずは自分の勉強から!!切実!(いつもこのオチ・・・)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月13日 02時49分45秒
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