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カテゴリ:日常
先日3人目を妊娠した際、子宮がん健診を受けました。
流産した後、その健診にひっかかっていることが判明・・・。 疑陽性だそうです(汗)。 その再診に先日行ってきました。 予約時間ぴったりの4時半に受付を済ますと、待合室に入りました。 どうやらいつもより盛況のようで、妊婦さんたちがずらり。 こりゃあなかなか呼ばれないだろうなぁと小説を取り出し、それを読んでいました。 しばらく読んで、ふと気付くと小説も半ば。 既に1時間程経過していました。 ・・・これだから産婦人科ってやつは・・・。 予約してもいっつも待たされるのはどうしてなのか(汗)。 予約入れすぎなんじゃないですかね、産婦人科って。 竜天は半日休暇をもらって帰って来てくれた旦那に押し付けて(?)あるので、まぁ時間は気にしなくても大丈夫なんですが、長時間待たされて気持ちいいわけがない。 小説に夢中になっているうちに呼ばれたのかも・・・と思い、受付で聞いてみましたが、まだ呼ばれておらずもう少し時間がかかるとのこと。 ガン検診はこの時間!と無理矢理予約を入れられたので、なんだか憮然としてしまいました。 更に15分ほど経って、ようやく名前が呼ばれました。 やれやれ・・・。 中に入ると院長が。 ・・・この人かよ・・・。 いや、別に院長が悪い人とか言うわけじゃないんですが、流産した際「流産した妊婦は泣くもの。流産した妊婦は話も聞けないほど疲弊しているもの」と決めてかかって、泣いてもいないうちから「ティッシュティッシュ!!」と差し出してきた人なので、ちょっと苦手でもありました。 生理の有無や出血の有無を確認すると、すぐに内診台に上がります。 「今回はちょっと丁寧に見たいから、最後まで待っててもらったんだよ、ごめんね~」 ・・・1時間以上待ったのはそのせいか・・・。 だったら最初から5時半に予約入れろよ!(涙) 「これね、この光を当ててじっくり見させてもらうからね~」 お腹の途中にかかっているカーテンをいきなりジャッ!と開けると、すっぽんぽんの足の間から院長が機械を見せてくれます。 なんていうか・・・見せてくれるのはいいんだけど、この格好で相槌を打つのは結構恥ずかしいものがあるんですが(汗)。 カーテンを閉めると早速中を見ることに。 1分~2分~3分~・・・。 「酢酸!酢酸ちょうだい!・・・粘液が多いから洗うねぇ~。酢酸ってね~、まあお酢なんだけどね~、しみたら言って?」 ご~りご~り・・・。 しみはしないけど・・・普通に痛い(苦笑)。 見えない分神経がそこに行くのか、入れたり出したり(爆)そういう動作がすごくダイレクトに分かります。 あ~気持ち悪・・・。 更に観察を続けるらしい院長。 4分~5分~・・・。 うっ・・・・・・プルプルしてきた・・・。 ずっと同じ態勢で足を広げていたせいか、何でもないのに足がプルプルと小刻みに震えて自分でも止められない。 たすけて~・・・。 「うん、だいじょ~ぶ!!とっても綺麗だからね。ガンなんてないと思うよ。こことここと~・・・一応4箇所、組織取らせてもらうから」 ・・・・・って、ええ?! まだ終わんないのか・・・ぷるぷる・・・・。 「じゃあ取るよ。ぴっ!と取るから、ぴっ!とね」 そういうとなにやらごそごそ。 「じゃあ取るよ~、はい!」 ぴっ! 何か中で引っ張られている感触が。 痛いような痛くないような・・・。 ちょっと鋭利な痛みというか・・・変な感じです。 しばらく引っ張られ続け、ようやく終わった模様。 もっと簡単に終わると思ってたのになぁ・・・。 「6箇所取らせてもらったから~。いっぱい取った方が正確だからね。本当は丸ごと取って見れればいいんだけど、それじゃ痛いでしょ?ははははは~」 ・・・笑った方がいいのかな・・・(汗)。 「取った所から出血するから、ちょっとガーゼ入れておくね。それで後でもう一回見るから」 ぎゅ~ぎゅ~!! ものすごい圧迫感と共にガーゼ挿入(汗)。 やっと内診台を下りました。 こんな大掛かりなのね、再検査って。 また待合室に戻ると、あんなに沢山いた妊婦さんも1人2人・・・。 そのまま待っていると誰~もいなくなってしまいました。 物悲しい・・・。 再び診察室に呼ばれると、また内診台直行。 「じゃあガーゼ取るね~、はい・・・・これね、このくらい出血してるからね~」 再びジャッ!とカーテンを開けると、股の間から血を含んだガーゼを「これこれ」と見せてくれます。 ・・・見せんでええわ・・・そんなもん。 「え~とねぇ・・・うんうん、出血しそうだな~って思った所があってね~、充血してた所。他は大丈夫だけど、やっぱりここだけ止まらないね~・・・ってわけで縫わせて?」 ・・・・・・ ・・・・・・は・・・・・・? 「うん、縫わせて」 ・・・・・・ ・・・・・・まじすか・・・・・・・? 再びガーゼをぎゅ~ぎゅ~と詰められると、「ちょっとそこでそのまま待ってて~」と院長は隣の診察室に行ってしまいました。 おお~い! 縫うなんて聞いてませんけど~!! 足を広げたまま不安に駆られる私・・・(汗)。 縫うって・・・縫うんだよねぇ・・・針と糸で。 どこを? ・・・・取った所を・・・・。 ぎゃ~!!怖い~!!! 「お待たせ~じゃあ縫うね~」 ・・・拒否権はないのか、拒否権は・・・。 「こんなことになるとは思ってなかったでしょ?はははは・・・まあ大丈夫、痛くないからさ~」 とまたもやカーテンを・・・以下略。 ギラリと光る釣り針のような針と黒い糸。 ホントに縫うのね~!! 泣きたい・・・・。 「じゃあいくよ~」 ごりりりり・・・・。 ぐりぐりぐりぐり・・・・。 が~りご~りご~りが~り・・・・。 いて・・・いて・・・・いてててててててて・・・・!!!! 広げすぎ!広げすぎ!!! 針を入れるんだから、そりゃあ針の大きさより大きく広げなきゃできないよなぁ・・・。 一体自分の下半身はどうなっているのか・・・それだけは見せないでね、院長・・・。 「じゃあ縫うね~」 ああ・・・処刑台に上ってる気分・・・(涙)。 じくっ!じくっ!!じくっっ!!! ・・・・・・ ・・・・いって~~~~~!!!!!! なんじゃこりゃ!! うそつき!痛くないって言ったじゃんか~!! じくっ!じくっ!!・・・・ってもういい!!早く終われ~! そのまま地獄のような時間が過ぎていき・・・。 「はい、終わり~。痛くなかったでしょ?」 ・・・・殴りたい・・・・。 「痛かったです!」 と思わず本音。 「そう?ごめんね~はははは~」 いや、ほんと。 痛かったです。 ・・・って当たり前か。 でもやっと終わった・・・。 時計を見ると7時になっていました。 内診台を下りると診察室へ。 と・・・・。 あれ・・・。 なんか・・・。 気持ち悪・・・・・。 ぐるぐる回るような感覚と共に視界が暗くなってきます。 ・・・貧血だ~!! 椅子に座ると顔も持ち上げられなくて先生の机に突っ伏して・・・。 「すびばせん・・・気持ち悪いです・・・」 すぐに側にあるベットに促され、倒れこむように横になりました。 「ははは~緊張してたんだよ~、急に手術だもんね~」 お前のせいだろ・・・(汗)。 看護士さんが血圧を測ると、なんと80の50。 気持ち悪いわけだよ・・・。 「ええとね~、これね、これ取った組織」 液体の中にふよふよ浮かぶ私の組織。 そんなもんまで見せてくれてどうもありがとう(怒)。 「結果は1週間後ね~、具合良くなるまで寝ていってね~」 やっと陽気な(?)院長が退出しました。 は~、やれやれ。 しばらく横になっていましたが、誰もいない待合室を思い出して起き上がりました。 ふらふらするけど、たった1人で病院にいるより帰った方がマシ。 そのまま会計を済ませて家に帰りました。 お会計は4700円也。 いや~、それにしても再検査がこんなに大変だとは思いませんでした。 縫うハメになったせいもあるんですけど・・・。 ちなみに私の場合、検査の結果は3のa。 1から5まであって、1,2は陰性、4,5がガン。 3はabに分かれていて、bになるとガンの一歩手前ということになります。 今回の検査はaが2に近いaなのか、bに近いaなのかを調べるもの。 限りなく陰性に近いはずなのに、こんな手術までするなんてねぇ・・・。 そして・・・。 翌日朝、風呂場で格闘する私がいました。 手術後に入れられたタンポンを間抜けな格好で抜く私が・・・。 どっせ~い!!! 気合一番、やっとの思いで引っこ抜いたソレは・・・とてもタンポンなどと言う可愛らしい名前のものとは思えない、大きな鶏卵のようなガーゼの塊りでした(汗)。 あ~あ・・・最後まで痛かったなぁ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月09日 13時02分29秒
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