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りゅうてん日記・・・こぶ付き

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2005年11月04日
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カテゴリ:教育
我が家の珍獣1号ことりゅうちは、今月4歳の誕生日を迎えます。
いや~、よくもまぁこんな不可思議な生き物を4年も育ててきたもんです。

この間生まれてばぶばぶ言ってたと思ったのになぁ・・・(笑)。

そんなりゅうちが、最近カタカナをマスターしました。
ひらがなは随分前にマスターしてましたが、カタカナまで教える必要性を感じなかったため、そちらは放置しておりました。

ところが、どうやら勝手に覚えてしまったらしく、今ではカタカナでもひらがなでも読めるようになっています。
いや、びっくり。

幼児教育に限らず、およそ教育というものは全て「国語」が基本だと私は思っています。
大抵の教育本にもそう書いてあるし、多分その見解は間違いないかと。

当然って言ったら当然ですよね。
言葉や文字のない学問なんて、芸術関係以外有り得ませんもの。

だからりゅうちにもできるだけ早く文字を覚えて欲しいな~とは思っていました。
その為に50音表を読んでみたり、絵本を読み聞かせてやったり。
即物的に50音のフラッシュカードもやりましたね。
あとはかるたとか。

そのおかげなのか、とりあえず50音を読むことは随分早くからできていました。

しか~し!

その先がないんですよ。

「あいうえお・・・」とできても、「むかーしむかし、おじいさんとおばあさんが」のような文章はまるで読めないんです。

どうやら文字単品と文章の関連性が全く分かっていない様子。
正直、これは教え方を間違ったな~と思いましたね。

最初から単語や文章で文字を教えてしまえば良かったのに、面倒だから・・・と50音表に頼ってしまったのが敗因です。

文字を読むために50音を教えたのに、何だかそれがあだになってしまったというか。
1文字1文字の正確さなんて後からでいいから、もっと文章から文字を身に付けさせるべきでした。

・・・ってまぁ、今更なんですけど(苦笑)。

さて、50音表から文字を覚えてしまったりゅうちは、その後一向に文章を読む様子がありませんでした。
絵本も自分で見てはいましたけど、声に出して読むことは殆どなく・・・。

ところが、ふとしたきっかけで文章を読むようになったんですね。
そのきっかけとは・・・。

・・・新幹線の固有名詞!!

たまたまその頃新幹線に興味を持っていて、新幹線関係の本を沢山購入したんです。
それを見せながら、「こだま」「ひかり」「つばめ」・・・などとひたすら読み聞かせていました。

すると次第に自分でも「こだま」「ひかり」と読むようになり、短い単語を自分から読むようになっていきました。
単語を覚え始めると、次第に「を」「に」などの助詞が入った短い文章も読めるようになり、スラスラとはいかないまでも文章が読めるようになっていったんです。

プリントの設問などもきちんと読んで理解できるようになったし、気に入った本は自分で読んでみたりすることもありました。

50音表が悪いわけじゃないんですけど、やっぱり文字を教えるなら単語や文章そのものからの方がいいんだなぁ、と改めて思いましたね。
その子がその時最も興味を持っているモノを利用して、単語や文章からひらがなを覚えさせる!それが一番効率の良い文字の教え方かもしれません。

まぁ、そんなわけでひらがなはマスターしたりゅうち。
しかしカタカナは全く読めませんでした。
教えてないんだから当たり前(笑)。

一応カタカナのフラッシュカードはやりました。
ひらがなと一緒にね。
でも回数はすごく少なかったです。
カタカナなんかよりひらがなだろ!って思っていたので。

・・・で、ここで何故か登場するのは珍獣2号ことてんてんです。

彼はおよそ兄貴とは趣味が違います。
同じ兄弟でもこうも趣味や性格が違うもんなのかねぇ・・・と関心するくらい、兄貴とは全く違う嗜好の持ち主です。

そんな彼が、兄貴が電車にはまりまくっている間に何にはまっていたかと言うと・・・。

ムシキング・・・!!!

ひえ~!!!

虫が大嫌い(カブトムシなども含む)な私にとっては、全く!全然!!理解できない世界のお話ですよ(汗)。

そのムシキングに夢中になっちゃったんです。
教えてもないのに「むし~!むし~~!!」と虫関連本やグッズ、勿論ゲームも・・・に突進するてんてん。

こういう嗜好ってやっぱり生まれつきなんだろうか・・・。

りゅうちは初め、それを見ても特に関心を示すことはありませんでした。
何てったって、彼は小さい頃から虫が大嫌いでしたから(苦笑)。

しかしね、やっぱり兄弟ですよ。

たいして興味もないくせに、あんまりてんてんが熱心にムシキングの本ばかりを眺めているものだから、次第にりゅうちも見るようになっていったんです。
「てんてんだけの本やグッズ」っていう存在がそもそも許せないだけだったのかもしれませんけど(苦笑)。

そんなもん、何がいいんだよ・・・と思いながらも、子どもが興味を持ったものに関する本は惜しみなく与える・・という訳の分からない家訓(?)の元、どんどん増えていく虫関連の本たち。

面倒くさ~、気持ち悪~と思いながらも、それらを読み聞かせておりました。

でもある時気付いたんです。
おい、これ・・・・。

カタカナばっかじゃん!!!

マンディブラリスフタマタクワガタとか、ヘルクレスリッキーブルーとか、エラフスホソアカクワガタとか(空で言える自分も嫌・・・)、まさにカタカナの宝庫!

こりゃあ使えるって。

思い出したのは、新幹線の固有名詞からひらがな文章を読めるようになった時のこと。

あの時みたいにカタカナを覚えたら・・・?

それに気付いてからは、なるべく嫌がらずに虫関連本を読んであげるよう努めました(拷問)。

するとまぁ、見事に!
1ヶ月程度でカタカナマスター!!

ラッキー(笑)。

別に教えてませんよ、ただひたすら読む。
時々カブトムシやクワガタムシが沢山載ってるページを開いて、ゲーム感覚て名前当てをやったりしただけです。

今日なんですけど、試しに虫とは全然関係ないカタカナ単語を読ませてみました。
勿論全部正解。
濁音とか小さい「ヨ」とか、「-」とかもオッケー。

ひらがなに比べたら嘘みたいなスピードでのマスターでした。

ちなみにカタカナの50音表は貼ってありません。
カードも最低限。

それでもこれだけ早くマスターしたんだから、やっぱり興味を持ったものを使って単語や文章から、という教え方は的を得ているんじゃないでしょうか。

うちみたいにちょっとひらがなやカタカナに躓いてる方。
良かったら試してみませんか?
親の根気は確かに必要だけど、それなりに成果が出ると思いますよ^^















































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最終更新日  2005年11月05日 00時22分13秒
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