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ネコ様とガーデニング♪

『5日目』

  
   
 小鬼のブログ5日目\(^o^)/


 今日は、外回り番!!  朝から張り切ってましたよ!!!
 そのせいか……(笑)。 やられましたよ、百物語……(>_<)


 この世を彷徨う霊たちが集まりやすい、怪談話や肝試し。 集まった霊たちが悪さをする前に、解散させるのが二課・外回り番のお仕事です。 その中でも、百物語はとっても厄介なのです((+_+))

 百物語は、集まった生者たちが順に怪異談を話していき、その度にろうそくを一本吹き消す。 進め方は様々あるようですが、百話話し終えると本当の怪異が起きるというのが生者たちに知られているところ。 これ、実は事実なのですよ!!


 百物語という名の怪談大会をしていても、大抵は集まった人数分とか、怪談の得意な語り部がせいぜい十話とか二十話くらい話す程度なのです。


 でも今日、百話やっちゃった人たちが(>_<;)


 凄いですねぇ……よく集めるものです。 ろうそく……いえ、怪談を百話も(笑)。

 場所は無人の稲荷神社にある、古い物置小屋の中。 壁のトタンが剥がれて、中に入れたようです(T_T)
 そして集まって来た幽霊は38人。 困るのは、百話全て話されると、ひとりが怪異を起こせてしまうってことなんです。 みんな、それを知っていて集まって来るのですけどね(*_*;

 なんとか説得して、28人は元居た場所へ帰したのですが、残りの10人が間に合わず……。

 百話目が終了っ<(`^´)>


 我先にと、飛び込んでいく霊たち。 ……こればかりは、小鬼も止められないのです(>_<)

 何が起きるかと、ハラハラしていると……。



NEC_0126.jpg


 真夏に雪だるま!?



 百話目の話が、雪だるまの中から死体が出てくるという内容だったのです。 剥がれたトタンの外で雪だるまに姿を変えた霊が、生者たちが出て来るのを待ち構えています(*_*;


 でも、なかなか出て来ない……。


 若者たち、中で何か起きていないかとキョロキョロしている様子。
 暑いんだから、雪だるま溶けちゃうよ……いや、溶けろ溶けろだよ。 霊の心配をしてどうするんだろう、小鬼なのに(笑)。


 ひとりが怪異を起こせると言っても、怪異の大きさは中身によりけりらしいのです。 小さな雪だるまにしかなれないような、寂しい内容だったようですね。
 若者たちがガサゴソと帰り支度を始める頃には、小さな雪だるまは水になって土に沁み込んでしまいました(^_^;)
 せめてアスファルトの上なら、水たまりが残って『さっき、こんな水たまりあった……?』と、驚いてくれる生者が居たかも知れません。 どちらにしろ、出る場所を間違えてくれたおかげで、小鬼の仕事(後始末的な)が楽で済みました(笑)。


 でも最後は、少し可哀想でした。 雪だるまになっていた霊は、物置小屋から出てきた若者たちと同じ歳くらいの青年だったのです。 若者たちの姿を、肩を落として見送る青年がとても寂しそうで(;_:)

 なのに、他の霊たちときたら、笑い転げているのですよ。 青年が泣いちゃったではありませんか。  もう、他の霊たちを睨みつけてやりましたよ(-"-)

 それでも失笑する霊たちを散らして、泣きべそをかく青年霊を慰め慰め(^_^;)  元居た場所まで送ってやりました。 ← 彼の実家の、屋根裏部屋が居所でした。



 他の小鬼たちに話したら、笑われてしまうかな。 可哀想だから、報告書を置いてくるだけにしておこう。

 いやぁ、夏は本当に色んなことがあります。 小鬼も怒ったり悲しくなったりで大忙しですよ。 でも、明日も頑張ってお仕事しなくちゃね(#^.^#)


 小鬼ブログにお付き合い下さり、ありがとうございました。
 また機会がありましたら、どこかでお会いしましょう。 あなたが成仏するまで、しっかり逝き先案内しますからね(笑)。
  
   


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