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カテゴリ:決算書の読み方・活かし方
「国際会計基準(IAS)第7号「(旧)財政状態変動表」は、基本的には米国の意見書(APB Opinion)第19号と同様のもので1979年1月1日以後に開始する事業年度から適用とされていたが、米国で財務会計基準書(SFAS)第95号「キャッシュ・フロー計算書」により資金概念を変更したことで、米国会計基準同様に「現金及び現金同等物」を資金概念として一致させ名称もキャッシュ・フロー計算書とした。 米国基準と若干異なる。米国基準の間接法が純利益から開示されるが、国際会計基準は税引前利益から開示することを求めている。」 これでキャッシュフロー計算書は世界的に広まることになります。さらに、税引き前利益がどうキャッシュになっているか?勘定合って(利益が出るが)銭足らず(キャッシュがない)現象が明快に分かるようになりました。 「日本の基準は、国際会計基準第7号「キャッシュ・フロー計算書」に類似しています。当時の大蔵省企業会計審議会は、平成10年(1998年)3月13日「連結キャッシュ・フロー計算書等の作成基準」を公表した。適用は、連結財務諸表ばかりでなく、個別財務諸表にも対象とされ、中間財務諸表(連結・個別双方)にも適用される。適用時期は、連結キャッシュ・フロー計算書は平成11年4月1日以後開始する事業年度(2000年3月決算)から措置するよう提言した。」 これで日本にもキャッシュフロー計算書が出現しました。まさに便利で革命的な計算書が決算書の一部になったわけです。 社長さんへの幸せなキャッシュフロー応援団:公認会計士:天野隆。848。 "決算書がすっきりわかる"魔法の翻訳ソフト『決算すっきりシート』はこちらからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.15 08:09:55
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