「BELFAST」
ベルファスト「BELFAST」なんとも終始モヤモヤする映画だった。どうしても悪口っぽくなってしまうが、・これみよがしのモノクロ・軽快な音楽にアメリカ映画大好きモード・アイルランドの暗黒時代を軽めに描くetc.北アイルランドでの内紛を子供とその家族を通して描いた作品であり、監督、脚本担当のケネス・ブラナーが少年時代の体験をベースに実話っぽく描いている。決してダメな映画とは思わないが、「ジョジョラビット」ほど吹っ切れていないし、「この世界の片隅に」ほど繊細でも無い気がしてしまうのは私だけか。主人公の子役の演技力に頼った感もあるかな、、DVDの特典として収録されている"もう一つのラストシーン"なんかは成長して故郷に帰ったケネス・ブラナーが昔の我が家周辺を散歩するシーンが描かれるが、これを観て再来月に関西に行く予定の私とダブらせた。私にとっての"ベルファスト"は"加古川市"なのだから。評点:72点