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カテゴリ:コーチのお仕事
コミュニケーション各論第6弾として「初対面で印象を良くすることはできるのか?」をやりました。
ところで、いったい何弾まであるんだろう? 表面的だけではなく、コミュニケーションにも焦点を当てて4つのタイプもやりました。 第一印象はなんと1分以内に決まってしまうこと、一度決まって第一印象をひっくり返すのは難しいと言うことでした。 ひええ~! 恐るべし第一印象! おまえはすでに死んでいる!ひでぶ!って ところか! 今回は1分間プレゼンテーションを復活! 肩慣らしをしたあと、本題の第一印象を良くすることはできるのか?に挑戦しました。 まず、第一印象はいったいどれくらいの時間のことをいうのか? フリーディスカッションをしました。 皆さんの意見をまとめると、70%は5秒から30秒できまる。それは外見だと。 後の30%は言葉を交わした時に決定されこのとき合計され、100%になるそうです。面白いですね。 また第一印象はいったんインプットされてしまうと、簡単には書き換えられないということもわかりました。 初対面でジャージで打ち合わせにくれば、その人はいつもジャージを着ていることになるんですね。 ジャージが書き換わるためには5回から6回はジャージ以外の服装で会う必要があるということでした。 他の要素として、距離感。親しくないのに、あまり近づいてくるとタブー。 距離の区分けは以下の通り 60cm以内 親密な距離。 恋人や夫婦、親子 60cm~120cm 個体距離 友人知人 120cm~3m 社会的距離 社交上のつきあい 3m以上 公衆距離 知らない人 逆にこういったことを知っていると、相手からどう思われているのか わかるかも? 笑顔、アイコンタクト、挨拶 これは私が昨年ケベックに行った時のエピソードを話しました。 コーチ仲間がタクシーにカメラを忘れて諦めていたのに、ホテルに預けてくれたやさしいタクシードライバーがいた。 本来フランス圏なので、盗まれても不思議ではない場面。しかし私がドライバーをフランス語の先生にみたてて、いろいろフランス語でなんて言うの?って片言で楽しく話したことが、よかったらしい。 今回の印象でももし私がむすっとしていたらどうだろう。まずそのカメラは帰ってこなかったかもしれない。 やっぱり印象は大事だね! 声の質 信頼感、安心感を感じるのは、大きい、低い、ゆっくり、とおる、滑舌。 逆に不信感や不安を抱く声は、小さい、鼻声、金きり声、こもった声、無愛想な声。 まあそういわれてみればそうかな。 第一印象をよくすることで何を手に入れたいのかをテーマに何を得たいのかをコーチングロールプレイをしました。 まあでるわでるわで、話が長くなるし個人的すぎるので割愛します。皆さん第一印象を良くすることで手に入れたいものがたくさんあるんだなあって。 そのあと、4つのタイプを解説し、コミュニケーションでうまくいかなかった例をだしてもらって、そのコミュニケーションを皆さんで分析しました。 なんとこの場には、全てのタイプがいたんです。 不思議でしたが。 そっかあと何年もなんでだろうって考えていた方が理由がわかってとても納得して帰っていきました。 よかったですね。 その方は数年前、会社の上司に、企画書を提案しても提案しても頭ごなしに「ちがうだろ!」と連発され、それがなぜか分かりませんでした。 その方によるとその上司は直感型で、その方は分析型です。 この組み合わせは実は・・・・天敵同士だったんです。 この分類は感情表現と、自己主張の軸で分けられていますが、このタイプ同士はすべて正反対なんです。 では会場にいた直感型の人になぜちがうといわれたのかと聞きましたところ、多分それは分析型の冷静な態度が無責任に映ったかもしれませんね。ちがうだろというのはその上に、あんたはうちの従業員だから違うだろ!ということが言いたかったんじゃないでしょうかと伝えると、確かにあのとき私は松下幸之助の代弁をしていた!だって! なるほどね。 分析型の特徴は会社にいても社外からものが見えるほどの冷静さを持っていることです。しかしこの冷静さが時には無責任として映ることもあるんですね。 もうひとかたは、何が言いたいのかわからんと言われたと。 その方のタイプは温厚型です。 相手は実行型です。 この組み合わせも天敵です。 温厚型は起承転結式コミュニケーション、実行型は結転承起式コミュニケーションなんです。 つまり温厚型は実行型から見ると、前置きが長く何をいっているのかわからんというし、 実行型は温厚型からみると、いきなり結論からいわれるのでなっとくできず、動けないということなります。 ですから、その点を気を付ければいいんですね。 温厚型の人は実行型へは結論からいっても大丈夫! 実行型の人は温厚型へは前置きからくどいと自分が思う程説明しても大丈夫! 本当にコミュニケーションスタイルは面白いですね。 しかしこういったことも自分のコミュニケーションスタイルを知らないとね。 自分を知ることは相手を知ること。 相手を知ることは自分を知ることですね。 以上 またまた楽しく沢山学ぶことができ、感謝感激です。 私も第一印象気をつけよう!! 参加者の声 講座の面白かったこと ・タイプ分けで自分と合わなかった人との関係がよく理解できた。 ・4つのタイプ。これから理事の方の分布図を作りたい。コーチ役をやって少しは良くなったかなと思いました。 ・4つのタイプの分析。 それぞれのタイプが考えていることを知ったこと。ロールプレイできたこと。自分がコーチをやることで聴き方のポイントを指摘して頂いたので考えたが分かった。 次回はEQです。6月19日です。お楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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