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カテゴリ:政治・経済
5月5日に日記でJR事故など何かあったらとことんあら捜しをする新聞を代表と賭するマスコミに対する意見として、「新聞の功罪」というタイトルで、日頃、新聞の取材姿勢について思っていることなどを書いたが、今日の毎日新聞3面でやっとそんなことを認めるような記事が出ていた。
発端は、5月4~5日未明の会見で、Y新聞記者がJR西幹部に、「あんたら、もうええわ、社長を呼んで」等と声を荒げたりしたことらしいが、今日の記事では、読者の反響で報道に対する批判や注文が多数寄せられていることが記されていた。 『冷静さ欠き モラル逸脱』とのタイトルで記事が組まれ、読者の反響として、「記者会見での質問や口のきき方があまりにも横暴で非常識さが目に余る」とか、「新聞記者は遺族でも裁判官でもない。思い上がりと勘違いがすべての元だ」、「あの暴言を吐いた記者。JRが悪いとはいえ聞いてて気分が悪くなった」などといった厳しい声が寄せられていることも紹介されていた。 今後は、ちょこっと記事にこのような意見が寄せられていることを書くだけでなく、そんなことを思っている市民が沢山いること(所謂サイレントマジョリティーの存在)を肝に銘じ、改めて新聞記者たるものは取材にあたるとき、本来の自分達がなすべき仕事とはどのようなことであって、そのためにはどのような取材姿勢であたるべきか、最低限のモラルとは、相手の人権を守っているかというような(自分達は何者か、どれだけ偉いと思っているのかという自省の念も込め)原点を今一度見つめなおし、読者の知る権利を満たす、公平公正な報道に心がけて欲しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.05.14 14:32:12
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