どうした東北のチーム???　

昨日の楽天（0-26）、今日の青森山田（3-16）。 わたしは、今はたまたま埼玉県民ですが生まれ も育ちも東北地方です。 楽天の大敗など、それだけであればノープロブ レム。でもこの2日の間に高校野球まで、東北 チームの大敗が続くとちょっとショックです。 一昨日、山形の羽黒高校がｻﾖﾅﾗで勝ったことを このブログに書きました。 中途半端なままで終わってしまいましたが、実 はその後に書きたいことがありました。 羽黒高校は、当然東北・山形県の高校。 高校野球の時だけ、突如郷土愛に目覚めるわた しは東北代表の学校をいつも応援しています。 甲子園１勝はとにもかくにも嬉しい。 だけど一部マスコミでは、「留学生が多い野球 学校だ云々」と報道します。 数年前、ある雑誌に、東北地方にある（俗に言う） 「野球学校」を率いる甲子園出場「請負監督」の コメントが記事になっていました。 たしか、だいたいこんな内容だったと思います。 「いままで関西で高校生野球を教えて、初めて東北 の高校にきた。選手たちの素質自体にさほど差は ないのだけど、関西の子と比べて決定的に違うもの がある。それは競争心が乏しいこと、ガッツが表面 に出ないこと。だから競争心を東北の子に植えつけ るため、ガッツを植えつけるため、そして厳しいト ーナメントを勝ち抜いていくために、他の地域か ら選手を輸入（？）して戦力を高める必要がある」 と。 言われてみて、東北出身者の一人として少しは反論 してみたくなるものの、的を射る話とも感じました。 それまで、あまり好きではなかった「野球留学生の 多い」学校も、東北地方の学校であれば応援をする ようになりました。 東北地方の高校に野球留学（国内外）している皆さん。 今度こそ皆さんの協力で白河の関と津軽海峡の間に優 勝旗を持ち帰ってください。 それが、たとえ時間がかかっても、地元選手の意識 改革につながるはずです。そして中長期的には、地元 選手だけで初めて優勝が狙えるチームをつくる礎になる と思いますから。