2007/02/10(土)23:27
お父さんが一番、藤井秀悟
大学4年生のとき、野球しかできない自分がイヤだと思い、
母親に電話で相談した。「普通の社会人になりたい」と。
母親は反対こそしなかったが、やんわりこう言った。
「お父さんが悲しむよ」。
朝日新聞の連載記事に「おやじのせなか(親父の背中)」
というコーナーがある。今日はヤクルトスワローズの
藤井秀悟が書いている。
そもそも少年時代、お兄さんと一緒にリトルリーグに入団
したのには理由がある。当時、野球大好きだったお父さん
が大病を患い、「お父さんの命はもう長くない」と直感した
秀悟少年。お父さんの笑顔が見たくて野球を始めた。
そのお父さん、幸いにも今でも元気。
以前、藤井は自身のブログに「風邪をひいた」と書いたこと
があった。すかさず「気をつけてください」と書き込みが。
その時は気づかなかったが、そう書き込んだのは、実はお父
さんだったと後から知った。
息子想いのお父さん。そして、お父さん想いの藤井。
お父さんを楽にしてあげるため、家をプレゼントしたいと
思っている。そのためにも一億円プレーヤーを目指す。
いい話だなぁ
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藤井秀悟。
今治西高-早稲田大-ヤクルト(99年、ドラフト2位)。
身長175cm、体重86kg、左投左打。
<これまでのプロ通算成績>
157試合、46勝43敗、防御率3.71
高校時代、一度だけ甲子園に出場しベスト4入りを果たして
いる。藤井は攻守の中心、エースで4番であり、かつ主将も
つとめていた。
この大会に出場した有名選手。
PL学園高には福留孝介(中日)、前田忠節(現・阪神)、
そして事件を引き起こした前川勝彦がいた。
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