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あま野球日記@大学野球

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2014.10.19
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カテゴリ:近鉄バファローズ

今日は久しぶりにプロ野球をテレビ観戦しました。パ・リーグのCS第5戦、日本ハムvsホークス。

近鉄が消滅以来、久しくプロ野球をあまり見なくなったのですが、今日は郷土(岩手)のヒーロー・大谷翔平が先発すると聞き、テレビのチャンネルを合わせました。


■目を奪われたのは、7回表のこと。
日本ハムの1番・西川遥輝の打った打球が右中間に飛び、スタンドで大きく弾んでグランドに跳ね返った(ように見えた)。ホームラン・・・!。

ライト線審はいったんホームランと判定するも、すぐに他の審判員を呼び寄せて、あらためてビデオ判定を判断。すかさず、そのライト線審はマイクを持ち、「ただいまから、ビデオ判定をいたします」とアナウンスをした。両監督のアピールなしに審判がそう決断するのは珍しいと実況アナが言っていたが、審判袖番号「21」をつけた、そのライト線審の名前は、佐藤純一さんだった。



DSCN4485.JPG

(写真)ライト線審の佐藤純一さんは「ビデオ判定」とアナウンスした。(NHKより。以下も同じ)

 

DSCN4484.JPG

(写真)一瞬ホームランに見えたが、ビデオ判定の結果、打球がフェンスのてっぺんに当たってグラウンドに跳ね返ったのがわかり、打者の本塁打を取り消して三塁打とした。



■「佐藤純一」、この名前をボクはよーく憶えている。以前は近鉄バファローズの選手だった。

印象深いのは、今から26年前の(1988年)10月19日のこと。第1試合の9回表、代走で二塁走者となった佐藤は、鈴木貴久の安打で一気に三塁を駆け抜けた。「よしっ、逆転だ!」そう思った瞬間、なぜか佐藤は三塁へ逆戻り。真の悪いことにボールは捕手から三塁手へ渡り、タッチアウト。

え~? いったい何があった??? スタンドで見守っていたファンは、口をアングリと開けたままだった。直後に代打・梨田昌孝が適時打を放ち事なきを得たが、このワンプレーを通じてボクは佐藤の名をインプットした・・・。

でも、今更文句を言おうと思ってブログを書いているのではない(^_-)-☆

あの凄まじい試合の中で、スタンドにいたファンでさえ間違いなく冷静さを失っていた。あんな興奮状態というか、異様な空気に包まれて野球観戦したのは後にも先にも一度もない。まして選手なら、どれほどのプレッシャーの中でプレーしていたのだろうか。仰木彬監督や中西太コーチこそがもっとも冷静さを失っていたともいえる(笑)。そもそも、あらゆる局面で常に冷静な判断をすることなど至難の業だったのだ。

だから、むしろ佐藤は「10・19」のダブルヘッダーを「伝説の試合」に押し上げた立役者だと思いたい。今日の試合の迅速な対応を見たことで佐藤を思い出し、そして今後の健闘を祈るために今日のブログを書いた次第。


DSCN4477.JPG

(写真)あ~、スタンドからため息が漏れた。代走・佐藤純一はアウトになった後、しばらく立ち上がれない。


■そういえば、2001年にあった北川博敏の代打・逆転・サヨナラ・満塁本塁打が飛び出した試合。その主審を務めていたのは佐藤純一だった。

 

DSCN4486.JPG

(写真)北川博敏が代打・逆転・サヨナラ・満塁本塁打を打つ瞬間。






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Last updated  2014.10.20 00:19:03
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