2017/07/15(土)22:31
【埼玉高校野球2017夏】立教新座、埼玉平成に逆転負け~思い出す2005年夏、戸村健次のこと
今日は埼玉大会の3回戦、立教新座ー埼玉平成を観戦しました。大会中盤、まだまだ力の差がある対戦カードが多い中にあって、このカードは接戦を予想させるカードでしたから。
立教新座 001 010 000 =2
埼玉平成 010 000 02X =3
つい先日、リーグ優勝、全国制覇を果たした立教大の弟格・立教新座が終盤まで1点をリードする展開でした。しかし、ボクは観ていて、立教新座がひっくり返される気がしてならなかった。それは頭の中に2005年夏のことがあったから。そしてその予感は当たり、8回裏、埼玉平成は3番・鈴木大輝の適時打などで2点を挙げて逆転勝利。一方の立教新座は兄貴の勢いを活かせず、残念な結果に終わりました。
観戦中思い出したことーーー。
それは12年前の2005年、舞台は小雨降る川越初雁球場でした。立教新座はエース・戸村健次(現楽天)を温存して終盤まで2-1とリード。しかし9回、同点に追いつかれると、立教ベンチは慌てて戸村をマウンドに送ります。しかし延長13回、ついに戸村がつかまり立教が初戦敗退しました。エンジンのかからぬまま、あっという間に敗れ去った戸村の呆然とした表情が印象的でした。この時、相手は奇しくも今日と同じ埼玉平成でした。
(写真)立教新座・三輪真聖。
(写真)埼玉平成・田中舜也。