額屋さんみたいなショップ
ペルーはカトリック国、セマナ・サンタ(聖週間)に突入です。スーパーでは大小の卵型チョコがいっぱい売られています。それとは関係なく私はひたすら、カバン作りに励んでいます。お客さまに来ていただくのに、どうにかひとつでも多くの新作を見てほしい、その意気込みで朝晩を暮らします。今日はリマですっかり常連の奥さまが新しいお友達を連れてきてくださいました。リマではひたすら口コミのネットワーク。最近は朝は寝るのが遅くても7時前に目が覚めて、太陽が強ければさっそく洗濯&染めもの、しばらくミシン仕事をスタートします。で、さてコーヒーの朝ごはん、という8時ころ、アシスタントM女史が早くも到着!!彼女は息子をバスで学校へ送っていき、その帰りに直接うちに来てくれる。彼女が工房に入る前に今日の作業を説明、といっても、何をしてもらおうかと仕事を用意することが追いつかない。今日はAYACHISのタグを取り付け、裏にアイロン芯をつけて折り目をつけすぐに取り付けられる「ミニポケット」をたくさん作ってくれた。私はタグやポケットを作るのも付けるのも面倒で、できることならつけないで済ませたいが、彼女はAYACHISのブランドタグは必ずどこかにつけるようにといつも厳しく私を諭す。仕事は果てしなく、アイロンやら手縫い仕事、木の実磨き、落ち葉掃きやらと、あれやってこれやって、私にとって面倒なことを何でもやってくれるスーパーウーマン。ああ、彼女がいなければ、今頃逃避してどこか遠くへでかけていたに違いない。苦しいけど、感謝!!さて。ペルーの街中にはよく額屋さんがあって、額の枠の太さやデザイン、色も自由にビミョウなトーンでもいちいち作って望み通りに作ってくれます。問題といえば、裏側の加工が少々手荒方式で、取り外しや入れ替えが不可だということ。新しい額を試すには、どんどん買ってもらわないとスペースが足りなくなるため新作ができないので、素敵なお宅の演出用にどんどん利用してほしいです。