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カテゴリ:アマゾンの工芸品
濃い赤はワイルーロの実。 ビーズの色のコンビネーションは彼らならではの感覚だ。 上の傘の部分はHUINGO(ウインゴ)という実を乾燥させたものだ。 アマゾンではよくこの実が使われている。 白くてひらりとしたのは、ピラルクという魚の鱗だ。 ここに使われているのは特別小さい鱗。 実際には巨大なアマゾンの魚の鱗なので、赤ちゃんの手のひらくらいの大きさ。 以前はよく手に入ったが、最近はさまざまな原因でこの魚が激減し、禁漁となっているため、手に入りにくい。うろこは硬くてざらざらしているので、つめ磨き用にと売られていた。 テレサが言ってた。 昔はよくピラルクーを誰かが吊り上げると、村のみんなで分け合って食べる習慣があった。今では大きな魚がとれないため、町で買ってくるなど、無条件に食べ物を分け合う習慣などなくなってしまったと。 食べ物を分け合う習慣こそ、大事にしなければならないのに、時代の流れというのはなかなかそうはいかないものらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.25 00:44:27
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