417539 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ペルーアマゾンの泥染めとシピボ族の人々

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

アマゾン屋

アマゾン屋

カテゴリ

バックナンバー

2024.04
2009.01.20
XML
カテゴリ:世界の泥染め
奄美泥あそび展は残りあと1週間です。
「アフリカの泥染め」と「アマゾンの泥染め」と「奄美の泥染め」世界に散らばる泥染めがひとつの場所に集まるという、誰もやらなかった、素敵な泥染めコラボレーションです。


東京で開催されている「奄美泥あそび展」のお知らせを送ったところ、
リマに駐在中に大変お世話になったO.エリサさんが早速かけつけてくださった。
この写真もエリサさんが撮って送ってくださったもの。

いつものパワフルさで私の代わりにアマゾン泥染めのセールスをしてくださったらしい。

私本人が不在の展示販売会にご招待するのは、なんとなく気が進まない一方で、「世界の泥染め」を見る貴重な機会なので、自分が行きたい分、可能な方にはぜひ行ってみて欲しいという気持ちがあったのだが、実際に行っていただいたという報告は何より嬉しい。


実際「世界の泥染め」のネットワークは広がりつつある。

アマゾンの泥染めファンは、奄美やアフリカの泥染めを知る
奄美の泥染めファンはアマゾンやアフリカの泥染めを知る。
アフリカの泥染めファンは奄美とアマゾンの泥染めを知る。

主催者のさらさんからの報告で、

「「こんな、泥染めだけの展示会なんて、世界で初めてでしょ。
貴重な機会をつくってくれてありがとうございます」と言われて
涙が出るほどうれしかったです。」

とのことだったが、それを知った私も本当に感激した。



私自身、奄美の泥染めに直接触れたことがない。
アマゾンの泥染めと同様に、手間のかかる職人仕事であり、こだわりは深い。

泥染めの手法としては、タンニンを含む木の表皮を煮だして茶に染め、それを鉄分の含む泥に漬けて黒系の色に反応させて染めあげる、と、基本的に同じである。(アフリカの泥染めについては詳しく分かりませんが、泥でデザインを描くのは同じ?)

地球の裏側に、同じ手法の染物が存在する、というのが何とも感動する。

主催者のさらさんは展示会の前におっしゃっていた。

「奄美の泥染めも、大島紬は有名ですが、そんなに知名度はないので、
「まず、知ってもらう」ことからはじめないと。
手間がかかっている分、値段も張るので、「どうしてこんな値段になるのか」を
納得して、また洗濯方法など、手入れの仕方もわかってから買っていただきたいと
いつも奄美の職人と話しています。」

私が「アマゾンの泥染め」に関わり正しく価値を伝えたいという気持ちと全く同じである。


大量生産で安く簡単に手に入りすぐに使い捨てる時代に、心のこもった手間のかかる仕事に触れると妙に心が落ち着く。それを身につけるときっと心豊かになれそうな気がするのだ。

最近は本当にそう感じている。

自分の身の回り(リマ)で買い物にでかけても、外見ばかり派手な雑な商品が多く、「売れればいい」という商業主義のモノばかりで本当にうんざり。吐き気というか気分が悪くなる。


だから、早く私も「よいもの(私のイメージでは奄美どろ染め)」に触れたい気分である。

展示会は今月27日まで。詳しくは「奄美の泥あそび」より。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.01.21 21:09:16
コメント(0) | コメントを書く
[世界の泥染め] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。



© Rakuten Group, Inc.