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カテゴリ:シピボ族の刺繍
レオニダの娘のメリーちゃん所有(彼女の作品とは限らないように思う)の刺繍をキープしています。前にも紹介している布なのだけど、周囲は泥染をして黒く染め、メインの刺繍の部分は茶色の草木染になっている。それで、この布を見ながら、何か全体がぼんやりしてるんだよな・・・と考えていて・・・・
真ん中の円の部分を、慎重に泥染めして「黒い月」へと変身させました!!大成功!刺繍の色が映えて、それまで目立たなかった模様がはっきりと浮き上がり、同じ刺繍布とは思えないほど。模様も整っているし、仕事も丁寧です。あとは色の好みかな。 ちょうどシピボ族のテレサさんが家に来ていたので、「ちょっとやってみたいんだけど・・」と言って泥で円の部分を染め抜くのをやってもらった。だって、ダイナシにしたら大変だし怖かったからプロに頼みました。ふちの部分はちゃんと道具(棒)をつかって用心深く作業してくれました~。 後から改めてデザインのバランスを見ながら部分的な泥染を加えるという技は、今回私が生み出したもので、シピボ族の人々には意外なことだったようです。彼らの仕事を「生かす」のが私の役目。なかなか良いことをしました。 まあ、失敗もありますが、たいていの場合、「失敗は成功の元」としてまた次に生かされることになるのです。 販売中。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.04 23:17:41
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